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がんという病気について
がんの現状
がんは1981年に脳血管疾患を抜いて日本人の死因の第一位となり、現在も増加を続けています。
近年では、成人の約2人に1人(男性の60%、女性の45%)が生涯のうちにがんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるとされています。がんは国民にとって非常に重要な病気となっています。
がんの原因と特徴
がんは、身体を構成する細胞の遺伝子に傷がつき、異常な細胞(がん細胞)が増殖することによって発症します。この異常な細胞は、体内の監視機構をすり抜けて無秩序に増加し、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)を形成します。がん細胞は臓器に塊(腫瘤)を作り、臓器の機能を低下させることがあります。さらに、がん細胞は血管やリンパ管に侵入し、他の臓器に転移して全身に広がることもあります。
がんの予防方法
がん予防に関する研究により、生活習慣や環境要因を改善することで、がんのリスクを減らせることがわかっています。以下の対策を実践することで、男性ではがんリスクが43%、女性では37%低下するとされています。
- バランスの取れた食事
- 定期的な運動
- 禁煙と適度な飲酒
- 健康的な体重の維持
また、肝炎ウイルスやピロリ菌、ヒトパピローマウイルスなど、がんに関連するウイルスの感染も重要なリスク因子です。これらの感染症についても確認し、早期に対処することが予防につながります。
※さらに詳しい情報が必要な方は、「がん情報サービス」(独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センター)<外部リンク>をご覧ください。
早期発見と早期治療
がんは早期に発見し、早期に治療を行うことで治癒の可能性が大いに高まります。しかし、初期の段階では自覚症状がほとんどなく、自己判断で発見するのは非常に難しいです。そのため、定期的ながん検診を受けることが重要です。
※特定健康診査(メタボ健診)や健康診断は、がんを発見するための検査ではありません。がんの早期発見には「がん検診」を受ける必要があります。
市で実施している「がん検診」
がん相談支援センター
がんに関して質問や相談がある場合は、全国のがん診療連携拠点病院に設置されている「がん相談支援センター」で無料相談を受けることができます。
これらのセンターは、患者さんとその家族を支援するために、面談や電話での相談を受け付けています。全国に約400か所あり、どの地域に住んでいても質の高いがん医療を受けることができる体制が整っています。
※もっと詳しく知りたい方へ
【がん相談支援センターにご相談ください】
「がん情報サービス」(独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター) https://ganjoho.jp/public/institution/consultation/index.html<外部リンク>
(以上は、厚生労働省健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~を参考に作成しています。)