本文
暮らしの中での農の魅力
地域を潤し、暮らしを彩る“農”
大阪都心から電車で30分の位置にありながら、豊かな里山、美しい田園風景といった農空間がたくさんあります。四季折々に豊かな表情をみせる里山は、美しい景観としての魅力、また生き物の宝庫としての魅力、さらには文化伝承としての魅力ある場所で、都会とは違ったゆったりとした時間が流れています。そして、何よりの魅力は、そのような場所でつくられる農産物はとても美味しく、一味違うように感じられることです。
魅力的な農産物や加工品
市内では、比較的温暖な気候と清らかな水、平野部から山間部まで起伏に富んだ地形的特性を活かして、多様な品目の農産物がつくられています。「小山田の桃」をはじめ、梨や柿、みかん、ぶどうなどの果樹類、季節の旬のものから変わり種、なにわの伝統野菜も含めた野菜類、切り花や花壇苗、南天などの花き類、椎茸や竹の子などの山菜類、それら農産物を使った味噌やジャムなどの加工品まで、その種類は数えきれないほどです。
安全・安心をお届け
そんな四季折々の旬の農産物が手に入る農産物直売所。道の駅奥河内くろまろの郷にある「あすかてくるで河内長野店」やJA大阪南河内長野店にある「アグリかわちながの」などがあり、売り場には、農家が丹精込めて育てた農産物が所狭しと並び、連日多くの買い物客で賑わっています。収穫したばかりの農産物を畑から売り場へ直接届けるため、買い物客からは新鮮なうえに安全・安心といった声が聞かれます。
農にふれあう
地元の旬のものを自分の手で収穫する体験のできる収穫農園や、手軽に農作業体験ができる貸農園など、農家のみなさんによって“農”に触れ合える場が市内各地に提供され、食育にも繋がっています。
このように河内長野市において“農”は、地域を潤し、暮らしを彩る身近な存在であり、まちの魅力となっています。