職員採用 マイナンバーカード マイナポイント ながのふらっとテラス モックルMaaS
本文
今年3月13日未明に発生した札幌市の認知症グループホームの火災は、入居者7名が亡くな るという大変悲惨な結果となった。以前にも平成18年に長崎県大村市、平成21年には群馬県 渋川市で、同様の火災により多くの犠牲者を出した。
政府は平成18年長崎県大村市での火災を受け、平成19年6月に消防法施行令を一部改正 し、認知症グループホームにおける防火体制の強化を図った。平成21年度からは、厚生労働省 も「小規模福祉施設スプリンクラー整備事業」でスプリンクラーを設置する施設に対し交付金措置を行うなど、対策を進めてきた。
しかし、今回札幌で火災が起こった施設は、スプリンクラー設置基準である275平方メートル以下の施 設であり、こうした小規模施設がこれからも増加する傾向にあることから、防火体制の強化に向 けて以下の点を政府に対し要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成22年6月23日
河内長野市議会