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「ヤングケアラー」を知っていますか?

印刷ページ表示 更新日:2024年4月15日更新
<外部リンク>

ヤングケアラーとは…

こどもがこどもでいられる街に。
みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して

本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。


こどもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。

でも、ヤングケアラーは、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛のない時間…

これらの「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。


周りの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かを頼ってもいいんだ」と思える、「こどもがこどもでいられる街」を、みんなでつくっていきませんか。

それはきっと、すべての人が幸せに暮らせる社会をつくる一歩になるはずです。

 

ヤングケアラーとは、例えばこんなこどもたちです。

ヤングケアラーとは

ヤングケアラーが直面する問題

大人が行うような家事や家族の世話などを日常的に行っていると、こどもたちにこのような影響が出る可能性があります。

学業への影響
 遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れない等

就職への影響
 自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう、自分のやってきたことをアピールできない等

友人関係への影響
 友人等とコミュニケーションを取れる時間が少ない等

ヤングケアラーの問題点

大人の皆さんへ

「ヤングケアラー」は、家庭内の問題であり、表に出にくいものです。

また、こども自身やその家族が「ヤングケアラー」であることを認識していない場合もあります。「ヤングケアラー」の存在に気づくためには、こども達、またはケアの対象となる家族にかかわる様々な人が「ヤングケアラー」がいるかもしれないということを常に意識することが必要です。

ヤングケアラーかも と思った方へ

家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。

でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、すこし注意が必要です。

自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。

でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます

学校の先生・スクールカウンセラー・親戚の人・友達など、信頼できる相手に相談してみましょう。

メールなどで悩みを相談できる窓口もあります。

ヤングケアラーに関する相談窓口

河内長野市こども相談総合窓口 (こども子育て課内)
 0721-53-8001
 ※平日:午前9時から午後5時30分

▼児童相談所 相談専用ダイヤル
 0120-189-783 (いちはやくおなやみを)
 ※通話料無料

24時間こどもSOSダイヤル(文部科学省)<外部リンク>
 0120-0-78310 (なやみいおう)
 ※24時間受付(年中無休)

こどもの人権110番(法務省)<外部リンク>
 0120-007-110
 ※平日:午前8時30分から午後5時15分
  (土・日・祝日・年末年始は休み)
 ※一部のIP電話からは接続できません。
 ※接続できない場合は、こちらの電話番号<外部リンク>をご利用ください。(通話料有料)

特定非営利活動法人 ふうせんの会​<外部リンク>