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農業という仕事の魅力
農業という仕事
農業は私たちが生きていく上で欠かせない食料を生産し、新鮮で安全な食べ物を供給する重要な役割を担っています。そんな農業の一番のやりがいは、自分の手で一から農作物を育て、その成長をまのあたりにすることです。また、自分が育てたものを消費者に喜んでもらえること、さらには自然とともに生活する喜びを感じることができることも、大きな魅力の一つといえます。
都市近郊農業
農業には「きつい・汚い・危険」というイメージがあるかもしれません。ひとつの農作物を育て収穫するまで長い時間がかかりますし、自然が相手なので収穫が天候に左右される不安もあります。海外や地方からの大量流通によって価格が低迷することもあり、収入は決して安定しているとはいえません。さらに、市内では地形的な要因から、耕作条件が決して良くないということも加わり、後継者不在の農家が多いのが現状です。
一方で、市内の農業は、消費地との距離が近いことから、鮮度が求められる生鮮野菜や果樹、花などを生産の場から直接届けることができる「都市近郊農業」で、市内の農産物直売所は連日多くの買い物客で賑わっています。
新規就農を支援
市内では、農業を職業として始める方々も少なくありません。家業としての農業を継がれる方をはじめ、定年退職を機に農業を引き継ぐ方、そして、他業種から新たに農業に就く方々です。大変なこともあるけれど、やりがいのある魅力的な仕事として、その姿は活き活きと輝いておられます。
本市では、都市近郊という立地条件を生かした収益性の高い農業経営を支援するため、専門職員による営農相談や栽培指導、栽培講習会の開催、ビニールハウスの設置や6次産業化に係る補助金制度、農地貸借相談や有害鳥獣対策など、各種営農支援策を実施していますので、農業に興味のある方、就農をご検討の方はぜひご相談ください。