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いのちはぐくむ交流授業とは(小学校、中学校、高等学校)
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更新日:2022年10月13日更新
市内の小・中学生や高校生が、乳幼児や育児中の保護者に話を聞いたり、触れ合う中で、子育ての楽しさや大変さ、親への感謝やいのちの重み、他者を思いやる気持ちを持つことにより、自己肯定感を育む授業を開催しています。
未就学の子ども(0歳~5歳)とその保護者が学校に出向き、授業の中で出産の様子や育児についての児童・生徒からの質問に答えたり、保護者がわが子をあやす様子を見る機会や乳幼児と児童・生徒がふれあう機会を作ります。
※質問される内容は、事前にお知らせします。
小・中学校や高校の児童・生徒が感じたことや参加した親子の感想を紹介します。
小学5・6年生
- 見ているだけで楽しく、とても元気な子もいて個性はあるんだと思った。
- 親になった時に、「子どもにとって、親は自分だけで、嬉しかったり、しっかりしないといけない」と思ったと聞いた。自分も親になった時にそんな気持ちになりたい。
- お腹の中の赤ちゃんの写真を見せてもらった。私も将来いっぱい生みたい。
- 「絶対必要なのは愛情」と言ったお母さんがいて、やっぱりそうなんだと思った。貴重な時間をいただいて、ありがとうございました。
- 色々な質問に答えてもらい、たくさん赤ちゃんのことが分かった。パパになった時色々と世話をしてあげたい。
中学3年生
- 僕は良いお父さんになれる気がする。赤ちゃんはまだ喋らないけど、いろんな表情があり、面白く魅力的だ。
- 赤ちゃんはかわいい。親になる喜びや大変さを学べた。
- あまり聞けないことをたくさん聞けた。お母さんたち全員が口を揃えて、妊娠は「不思議な体験」と話してくれた。体の中には2つの心臓がある状態なんだから。
- 夜泣きの頻度を聞くと、前日は3時間に一度だったそうで、仕事や家事をこなすお母さんからは「女性の強さ」を感じとれた。
- 兄弟でも大変なのに、赤ちゃんとずっと一緒にいる母親はすごい。自分にはまだ、荷が重すぎるなあ。
- 自分にもこんな小さい時があって、お母さんも大変だったと思う。親孝行をしたくなった。
長野高校2年生
- 赤ちゃんは頭が重くて驚いた。首は重要なんだと思い、抱く人が変わると泣くので少し困った。でもあやしたりして、ちゃんと反応してくれたら嬉しく、それが母親の喜びだと思った。
- 眠たくて、泣きやまず暴れる赤ちゃんをあやすお母さんを見て、改めて大変さが分かった。でも、名前をつけた時や子どもから離れた時は不安になる話を聞き、かわいくて仕方ないのが伝わった。
- 大変なことが多いから、簡単に子どもが欲しいと言わず、産む時はちゃんと考えて、パートナーと話さないといけない。
- 中途半端な気持ちで産むのは絶対したくない。
- 話を聞くと大変そうやけど、私のお母さんもこうやって自分を育ててくれたのかと知り、感謝しようと思った。
参加者親子
- 小学生
色々な遊びを教えてもらい、両親との関係も聞けて、良い刺激になりました。 - 中学生
- 自分が小学生の時は、赤ちゃんの接し方も全く分からなかったと思います。とても優しく接してもらい、娘も嬉しそうでした。
- 自分の母校で交流できたので、とても楽しかったです。
- 高校
- 一生懸命質問を考えてくれた様子がとてもほほえましく、とても楽しい時間でした。
- 女の子は質問・感想、子どもと触れ合うことも積極的で若いお母さんのようでした。男の子も恥ずかしがりながらも遊んでくれて、すごくほっこりした時間を過ごせました。
- 子どもたちの感想を読んでいたら、涙が出てきました。私の子どもも、こんなに大きくなるのかと思うとドキドキします。ぜひまた参加したいです。
各学校で、授業を開催していきますので、ご協力お願いします。