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平成28年9月9日、気象庁が北朝鮮付近を震源とする、自然地震ではない通常の波形とは異なる可能性のある地震波を探知した。これについて、北朝鮮は、新開発の核弾頭爆発実験を実施したと発表した。
我が国を含む関係各国及び国際社会は、累次にわたり、北朝鮮に対し、関連の国連安保理決議の完全な遵守を求め、核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないよう繰り返し求めてきた。また、北朝鮮が本年1月に核実験を、本年2月に「人工衛星」と称する弾道ミサイルの発射を強行したこと等を受けて、国連安保理は本年3月にこれらを強く非難するとともに、制裁を大幅に追加・強化する内容の安保理決議第2270号を採択した。そのような中、今回、北朝鮮が核実験を強行したことは、我が国として断じて容認できない。
今回の北朝鮮による核実験の実施は、関連する国連安保理決議に対する重ねての明白な違反であり、核兵器不拡散条約(NPT)を中心とする国際的な軍縮・不拡散体制に対する重大な挑戦である。また、日朝平壌宣言や六者会合共同声明にも違反するものである。
河内長野市は昭和59年9月28日「非核平和都市宣言」決議を行い、広く市民と共に、核兵器の恐ろしさ、戦争の愚かさ、平和の尊さを訴え、世界平和と人類の繁栄を心から願ってきた。
従って、今回の北朝鮮の暴挙に断固抗議する。
以上、決議する。
平成28年9月27日
河内長野市議会