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「河内長野の戦争遺跡」講習会の様子(老寿やすらぎ千代田公民館)
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更新日:2025年6月5日更新
河内長野の戦争遺跡
-大阪陸軍幼年学校と楠公顕彰-
5月30日(金曜日)に、河内長野市と千代田エリアに今に残る戦争遺跡について、NPO法人文化遺産保存ネットワーク河内長野理事長、尾谷雅比古氏にお話を伺いました。当日は29名の方々がご参加されました。
現在の大阪南医療センターの場所にあった「大阪陸軍幼年学校」は1940年(昭和15年)に開校。生徒たちが訓練や生活を送った様子や、学校で行われた楠公顕彰についてのご説明がありました。
また、空襲に備えて天見村の山中に設けられた「防空監視哨」の跡や、終戦直後の毒ガス投棄事件など、市内各地に残る戦争の記憶についてもお話されました。
戦後80年近くが経ち、戦争の記憶は薄れていきますが、本講座は郷土に残る戦争の記憶から、未来の平和を考える貴重な機会となりました。ご参加された皆さまからも大変好評を博しました。