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【開催しました】河内長野の日本遺産に触れる「女人高野と巡礼」(南花台公民館)
9月30日(水曜日)
河内長野市社会教育第2課の学芸員を講師に迎え、「女人高野」と呼ばれる寺院と女性の高野山信仰を巡る知られざる歴史について学ぶ講座を開催しました。
令和2年度に日本遺産に認定された4つの寺院(金剛寺・慈尊院・室生寺・高野山女人堂)を主に取り上げ、歴史的背景や興味深いトピックをご紹介いただきました。
1.武士や皇族・貴族の庇護による寺の発展: 平安時代より寺に仕える僧侶だけでなく、権力者たちの手によって歴史が紡がれてきたこと。
2.女性の高野山信仰の拠り所: 平安時代初期から「女人結界」が定められていた高野山に対し、女性たちの信仰を支える重要な役割を果たしていたこと。
3.「女人高野」の名称の由来: 江戸時代後期のガイドマップ『河内名所図会』に見られるように、この名称が使われ始めた背景には、お伊勢まいり等の寺社参詣ブームに乗り、女性の参詣者を増やす狙いがあったのではないかという考察。
4.御朱印のルーツ: 御朱印も同様の目的(参詣者を増やすための工夫)としてはじまったのではないかという説。
5.参詣ルートの変遷:江戸時代のいくつかの旅行記によると、高野山参りのルートは西国三十三所巡りや「大阪廻り」などその時代背景により変化が見られたこと。
今回の講座で、現代に通じる集客の工夫や苦労の歴史を知りました。参加者のみなさんも歴史の荒波を生き抜いた当時の人々の生活や営みに思いを馳せながら、大変興味深く耳を傾けていらっしゃいました。
ご参加いただいたみなさんより、「普段何げなく通り過ぎている寺院等も少し身近に感じられました。」「巡礼の歴史・ルートの変遷などがよく理解できてよかった。」「 女人高野を参る旅の日程のお話しがおもしろかったです。」などの感想をいただきました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

