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第3回木のある暮らしコンテスト~本にまつわるプロダクト~結果発表
本コンテストは、木のある暮らしの魅力を発信し、市民の森林への関心を高めると共に、地元材であるおおさか河内材の可能性の創出を目指して開催いたしました。
全国からご応募をいただき、最終応募総数は39作品でした。
多くのご応募をいただきありがとうございました。
各賞受賞作品の中から「木のある暮らしproduct」のラインナップとして実際に商品化を行う予定です。
お楽しみに!
※各作品記載情報
作品名、応募者名、在住地、職業
グランプリ
作品名 「ponto」
応募者名 内野陽南子 (大阪府泉佐野市 デザイナー)
<審査員のコメント>
読みかけの本の置き場に「ポケットにちょっと物を入れる感覚」の提案内容です。
意匠と構造がシンプルであり、表紙を半分見せる事で四角い本と丸形の組み合わせが美しいと思います。
シンプルな構造だからこそ、厚みを増して卓上に置きゆらゆらと揺れる仕様等、様々な派生が生まれる可能性も期待されます。
<市民のコメント>
・デザインが良く、複数使ってみたい。
・どんな場所でも、壁があれば使えそうで半月風なのもかわいい。
準グランプリ
作品名 「絵本の表彰台」
応募者名 山上 昭英 (大阪府高槻市 公務員)
<審査員のコメント>
「絵本が読むだけのものではなくコミュニケーションを産み出すツールとなり色々な視点で絵本を見たり感じたり、楽しむ事が出来る様になる」という提案内容の通り、様々な項目において順位を付けて選ぶ事によって読書の幅が広がり質を高めるというコンセプトが確立されているため、表彰台の意匠に関しても様々な展開が可能であり、子供だけでなく大人も楽しめるプロダクトになりそうです。
<市民のコメント>
・幼い子が本に興味を持つ良いきっかけになる。
・子どもがなぜその本を選んだのか心の中が見えたり会話が広がる。
審査員特別賞
作品名 「kazokuru -かぞくる-」
応募者名 清水 咲良、筒井 彩斗、滑 祐生、西田 匡慧、山本 瑚子
(京都府京都市山科区 京都橘大学 橘建築プロジェクト研究会C)
<審査員のコメント>
部材や作業工程、構造も具体的に記されており、商品化を見据えた上での提案である事が伺えます。
木の年輪天板の扱い方に関しては解決すべき課題がありますが、ホワイトボード等の機能を減らして切り株の様な木のフォルムや質感を強める事で、より印象的な商品になる事が期待されます。
<市民のコメント>
・家族の輪をテーマとしたデザインが良い。
・本屋さんみたいで読みたくなる。
kazokuru -かぞくる- [PDFファイル/1.63MB]
市民が選ぶ特別賞
作品名 「ëmo(いーも)」
応募者名 吉岡 茉莉 (千葉県千葉市 会社員)
<審査員のコメント>
「じゃがいものお味噌汁を飲みながら気がついた」「柔らかな丸いフォルム、”ほっこり“の象徴‥」という提案内容の通り”ほっこり“とかわいいプロダクトになりそうです。
軸で棚板を回転させる機構や安定性等に関しては改良が必要になりますが、モチーフを特化する事で切り開く強さがあり、ひのき材との相性も良い提案になっています。
<市民のコメント>
・丸みがあってインテリアとしてかわいい。
・読みかけの本を一か所に置ける。
受賞作品以外の市民投票対象6作品(上位10作品)
作品名 「『火を灯す照明』 ~非日常を味わう読書時間を~」
応募者名 京都橘大学 建築プロジェクト研究会A (京都府京都市山科区 学生)
『火を灯す照明』 ~非日常を味わう読書時間を~ [PDFファイル/399KB]
作品名 「せんたくものがたり」
応募者名 吉岡 茉莉 (千葉県千葉市 会社員)
作品名 「あなたのおうち時間に付き合ってくれる『杉さん』」
応募者名 関谷大志朗 (大阪府河内長野市 間LAB まちづくりコーディネーター)
あなたのおうち時間に付き合ってくれる『杉さん』 [PDFファイル/853KB]
作品名 「ほんのいえ」
応募者名 S.C (石川県金沢市 大学生)
作品名 「青空図書鞄 青空の下で本を読もう」
応募者名 サレジオ工業高等専門学校デザイン学科 「デザイン研究プロジェクトチーム」
教員:坂元愛史、学生:三年 後藤花菜、松野祐里香、山﨑ひとみ、一年 大塚智朗
(東京都町田市小山ヶ丘4-6-8 教員、学生)
青空図書鞄 青空の下で本を読もう [PDFファイル/711KB]
作品名 「様々な用途に使えるブックスタンド」
応募者名 オックワーク (大阪府 フリーランス)
様々な用途に使えるブックスタンド [PDFファイル/899KB]