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漢字研究の巨星 白川静の世界~六~(全3回) ※各4単位

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くろまろ塾本部講座 教養講座ー文化編ー
漢字研究の巨星 白川静の世界~六~(全3回) ※各4単位

印刷ページ表示 更新日:2023年1月8日更新
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くろまろ塾本部講座―文化編―漢字研究の巨星 白川静の世界~六~
中国の『春秋左氏伝』という古い歴史書の中に、「国の大事は、祀(し)と戎(じゅう)とに在り。(成公13年)」との記述があります。祀(祭祀)と戎(戦争)とが国の運命を決する重大事であるとの意です。国の大事は時代によって変わってきましたが、戦争だけが、21世紀の今でも切実な「大事」として目の前にあることが、なんともやりきれない思いにさせます。とはいえ、古代中国の人々にとっても、切実な課題として「祭祀と戦争」があったことに変わりはありません。それだけに、古代の文字には「国・祭祀・戦争」にまつわる漢字が数多くあります。古代の人々は「国」や「祭祀」や「戦争」をどのようにとらえていたのでしょうか。今回は、それぞれにまつわる漢字を通して考えます。

後藤文男(立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所 上席研究員)

京都教育大学を卒業後、立命館中学校高等学校国語科教諭に就任。同校校長、立命館小学校校長を歴任後、立命館大学教職大学院准教授を経て、現在は立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所上席研究員として活躍中。