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歴女がゆく~女人高野特別編~

印刷ページ表示 更新日:2021年10月29日更新
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プロローグ

 令和2年度の日本遺産に「女性とともに今に息づく女人高野」が認定されました。今回の特集は、女人高野の寺院である天野山金剛寺、慈尊院、室生寺、女人堂と周辺の見どころを、現地を訪ねた「歴女」たちとともに紹介します。

 

認定ストーリー   

女性とともに今に息づく女人高野(にょにんこうや) 
~時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地~

 高野山は、近代まで「女人結界(にょにんけっかい)」が定められ、境内での女性たちの参拝は叶わなかった。そんな時代にあっても女性たちの、身内の冥福を祈る声、明日の安らぎを願う声を聴いていた、「女人高野」と呼ばれるお寺があった。旅人
優美な曲線を描くお堂の屋根、静かに願いを聴いている柔和なお顔の仏像、四季の移ろいを映す周囲の樹々、これらが調和した空間を『名所図会(めいしょずえ)』は見事に実写し、表現した。そこに描かれた「女人高野」は時を超え、時に合わせて女性とともに今に息づき、訪れる女性たちを癒し続けている。

 
金剛寺堀住職

女人高野日本遺産協議会
会長天野山金剛寺
 堀智真座主

女性だけでなくご夫婦やご家族でも巡っていただければ


 かつて高野山は女性の入山が禁止され、かわりに女性を受け入れた真言宗のお寺を「女人高野」と呼びました。「女人高野」は女性の願いや祈りを受け入れ、癒しの場として女性に親しまれてきましたが、今も多宝塔のピンクライトアップをはじめ、女性の幸せを祈願するお寺としての役割は続いています。最近はコロナ禍で大変な状況ですが、終息後は桜やしゃくなげなど、季節ごとに異なる表情を見せる「女人高野」のお寺をぜひご参拝いただきたいと思います。また、女性だけでなくご夫婦やご家族でも巡っていただき、人々の安寧を願うお大師(空海)さんの思いを少しでも感じていただければ幸いです。

◆ 宀一山室生寺(奈良県)

◆天野山金剛寺 (大阪府)  

◆万年山慈尊院 (和歌山県)

◆高野山女人堂(和歌山県)

●アクセスガイド  

●イベントガイド  

●観光情報ガイド  

●「歴女がゆく」とは    

 
ナビゲーター紹介 河内長野市教育委員会文化財保護課の二人が女人高野の4つのお寺、天野山金剛寺、宀一山室生寺、万年院慈尊院、高野山女人堂をくわしく解説します。