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河内長野市の環境の現状

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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水質

河内長野市は大和川水系の石川と西除川の最上流部に位置しています。市内には水質汚濁の原因となるような大きな事業所はありませんので、河川の水質悪化の主な原因は家庭からの生活排水です。かつては生活排水がそのまま放流されていました。しかし下水道が整備され、水質汚濁の指標となるBOD値は改善されました。平成20年度以降はBOD値が水質基準を達成し続けています。

水質検査地点

BOD

大気

大気汚染は、高度成長期前半は石炭が原因のばいじんや硫黄酸化物が問題化し、その後、自動車の排気ガス、汚染物質としては窒素酸化物や光化学オキシダントが問題となりました。

近年では光化学オキシダントが原因の光化学スモッグに加え、微小粒子状物質(PM2.5)の大気汚染が問題となっています。

大気汚染は水質汚濁や騒音などと異なり、汚染範囲が広域的になるため、国や世界規模での対策が必要です。河内長野市には大阪府が設置した大気汚染の常時監視地点が2カ所あり、二酸化窒素・浮遊物質・光化学オキシダントを監視しています。

騒音

騒音には、道路を走行する自動車が原因の道路交通騒音、鉄道が原因の鉄道騒音、工場などの事業場が原因の事業場騒音、家庭生活が原因の生活騒音があります。

道路交通騒音には道路に面する地域の騒音環境基準があり、工場など事業場には騒音規制法に基づく規制基準があります。河内長野市には交通量の多い幹線道路や新幹線軌道、飛行場がありませんので、大きな騒音問題はありません。

 

生活騒音には法的な規制がありません。生活騒音が発生する原因の一つに近隣間のコミュニケーション不足が挙げられます。誰もが生活騒音の加害者にも被害者にもなる可能性があります。近隣の迷惑にならないよう生活騒音に配慮し、快適に生活できるように、日ごろから良好な隣人関係を築きましょう。