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災害に備えるために ~日頃からの対策~
台風接近時の事前対策等
(出典:政府広報オンライン@gov_online X(旧Twitter))
■家の対策
・窓や雨戸はしっかりと閉めておく。
・物干し竿はおろしておく。
・強風による飛来物に備えるため、雨戸やシャッターを閉めておく。
・雨戸やシャッターのない窓は、カーテンを閉めたり飛散防止フィルムを貼っておく。
・雨どいのつまりを取り除いておく。
・排水溝や側溝の掃除をして水はけをよくしておく。
・屋外にある、植木鉢や自転車などは、風で飛ばされないように固定や家の中に格納しておく。
・庭木や塀など風で倒れそうなものは、倒れないように補強しておく。
・プロパンガスのボンベをしっかりと固定しておく。
■その他の対策
・ハザードマップなどで避難所と避難経路を確認しておく。
・自動車のガソリンを満タンにしておく。
・普段使う食材や水を多めに購入し、使用しながら備蓄する。
・お風呂の水をためておく。
・停電に備え、携帯ラジオや懐中電灯、ローソクなどを用意しておく。また、携帯電話を充電しておく。
・公共交通機関が運休する場合があるため、不急な外出は控える。外出しなければいけない場合は、帰宅できなくなった場合に備えてください。
※台風が接近してからの屋外での作業は行わないでください。
自分たちの住む地域と、職場・学校・経路のリスクをハザードマップで確認する
災害によるリスクは、大雨による浸水や土砂災害、地震による津波など様々です。本市では、2024年3月にハザードマップの全戸配布を行いましたので、まず自宅周辺のリスクを確認しましょう。続いて、職場や学校のある市町村のハザードマップでそれぞれのリスクを確認しましょう。
ハザードマップは市ホームページからも確認できます
避難所への経路を確認する
避難所の種類
○広域避難場所
災害の危険から、大人数の生命を一時的に守ることができる場所 (大きな公園など)
○一時避難所
災害時の危険から、生命を一時的に守ることができる場所 (公園など)
○指定避難所
被災者が一定期間滞在する場所で、円滑な救援活動を実施し、一定の生活環境を確保できる施設 (学校の体育館、公民館など)
※避難所に避難するときには、常備薬や生活必需品の他、食料、毛布や、マスク、消毒液、石けん、体温計など感染症対策用品など、持参できるものはご自分で持参して避難してください。
避難情報について知る
避難情報の種類
警戒レベル |
気象台等から発表される |
市から発表される |
みなさんが取るべき行動 |
警戒レベル |
氾濫発生情報 |
緊急安全確保 |
命を守るための最善の行動をとる |
警戒レベル |
氾濫危険情報 |
避難指示 |
必ず避難する |
警戒レベル |
氾濫警戒情報 |
高齢者等避難 |
避難に時間を要する人(高齢者や障がい者など)で、被害にあう恐れがある場合は避難所等の安全な場所へ避難する |
警戒レベル |
氾濫注意情報 |
自主避難 |
気象情報に注意し、避難の準備をする |
警戒レベル |
早期注意情報 など |
|
気象情報に注意する |
※必ずしも、この順番で発令されるとは限らないので、ご注意ください。
※避難所への避難がかえって危険な場合、近隣の安全な場所への避難や屋内で安全な部屋に移動するなど、最適な避難行動をとってください。
※「災害発生情報」とは、災害が発生していることを把握した場合に可能な範囲で発令するものであり、必ず発令されるものではないことに注意してください。
※避難情報の内容に関わらず、身の危険を感じたら、自ら早めに避難することが大切です
避難情報の把握方法
・防災行政無線
※放送内容は、災害テレホン案内(0120-047-714)や市のホームページ、LINE、X(旧Twitter)で確認することができます。
・緊急速報メール(エリアメール)
・市のホームページ、フェイスブック、LINE、X(旧Twitter)
・おおさか防災ネットからの防災情報メール(携帯やスマートフォンでの登録が必要です)
おおさか防災ネット<外部リンク>では、詳細な気象情報や公共交通機関の運行情報、大阪府や市町村の発する情報が確認できます。
・テレビのテロップ
・NHKデータ放送
・スマートフォンに「ヤフー防災アプリ」 など民間の防災アプリをインストールする
家族や友人との連絡方法を確認しておく
あらかじめ、いざという時の家族の集合場所や連絡方法を決めておきましょう。
・災害伝言ダイヤル171(NTT)
・災害用伝言板(携帯各社)
・災害用音声お届けサービス(携帯各社)
・LINE、フェイスブック、X(旧Twitter)などのSNS
※大阪北部地震では、大阪府で約12,800件の加入電話が一時的につながらない状態となったが、LINEなどのSNSが使用できたという例があり、SNSの活用は有効とされています。
家庭での備蓄と非常時の持ち出し品の準備
非常食や携帯食、飲料水、生活用品などを備蓄して、いざというときにはすぐに持ち出せるように準備しておきましょう。
○家庭での備蓄は、最低3日分。できれば1週間の備蓄を。
大規模災害時には、食糧供給の減少が予想されるほか、食料品の需要が一時的に集中し、品薄状態や売り切れになるおそれがあります。
○備蓄品や非常持出品の例は、災害ハザードマップに掲載しています。
備蓄品の例
(1)非常食 レトルトのごはん、カップめん、缶詰、チョコレートなど
(2)水 1日ひとり3リットルが目安です。家族の人数分で最低3日分が常に家にあるようにしましょう。
(3)生活用品 カセットコンロ、ガスボンベ、トイレットペーパー、生理用品、ビニール袋など
非常持出品の例
(1)現金、カード、銀行通帳、保険証、免許証など
(2)ラジオ、懐中電灯、救急医療品など
(3)かっぱ、軍手、衣服など
○ローリングストックも取り入れましょう
普段から消費する食料品や生活用品等を少し多めに購入し、「備える」→「消費する」→「購入する」を繰り返すことで負担が軽減されます。