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大学連携講座―大阪大谷大学編― 「生きる力―食育と体育」 食事で伸ばそう健康寿命

印刷ページ表示 更新日:2017年8月2日更新
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食事で伸ばそう!健康寿命


くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2017年08月09日 14時45分 |くろまろ塾くろまろ塾運営ボランティア


皆さん、こんにちは!
くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
8月2日水曜日、大学連携講座-大阪大谷大学編-「『生きる力』食育と体育シリーズ」の講座が始まりました。
第一回目の講座のテーマは「食事で伸ばそう健康寿命」です。参加してきましたのでレポートします。

講座の様子
講師は大阪大谷大学人間社会学部スポーツ健康学科教授 大喜多祥子先生です。

先ず、皆さんにクイズです。
Q1:たんぱく質10g、脂質20g、炭水化物50gを含む市販食品のエネルギーは、何kcalでしょうか?
Q2:おおよそ何kcalのエネルギーが体内に貯まれば、体重が1kg増えるのでしょうか?
Q3:ナトリウム400mgと書かれた市販食品の食塩相当量は、何gでしょうか?
(回答は本稿の最後に記載)

最近、TVや雑誌で「健康寿命」という言葉をよく耳にすることが増えてきたのではないでしょうか?
日本人の健康寿命は、世界188ヵ国中で、男性71.1歳、女性75.6歳で1位だったとのことです(2013年調べ)。
ただし大阪府は、残念ながら都道府県別では男性70.46歳(43位)、女性は最下位の72.49歳(47位)だそうです。
ちなみに一位は山梨県だそうです。
ではどうしたら、健康寿命は延びるのでしょうか?

講座の様子2


先ず、一般的な現代人を想定した対策としては、以下がお薦めだそうです。
1.野菜、キノコ、海藻類(不足しがちなカルシウム、鉄、食物繊維が豊富、抗酸化機能を持つ成分も期待できる)
2.エネルギー、脂質は適量を!(摂りたい脂質は新鮮な青魚、抑えたい脂質は飽和脂肪酸を多く含む生クリームやスナック菓子、肉の脂身など)
3.食塩は少なく!(血圧の高い人は1日6g以内にし、薄味に慣れることを心がけましょう)
4.時間栄養学に沿った食べ方で!(ご飯とおかずを交互に、一口30回ゆっくりよく噛んで、3食規則正しく、朝食は抜かないで)

そして、高齢で痩せている人や筋力や活動量の低下を感じられている人は、たんぱく質(魚、肉、乳製品)の多い食品を1品増やすことをお薦めされていました。
家族の方も気をつけてあげると良いでしょう(勿論すでに栄養指導を受けられているような場合は、その指導に従ってください)。

今回の講座は女性に大人気でしたが、意外と男性の参加者も多く、参加者の男女比はおおよそ半々でした。男性も真剣に聴き入っていました。
なお、自分の食事を診断してみたい人は、食品名と重量をメモして、数社から発行されている「食品成分表」や下記文科省の無料サイトで栄養やカロリー計算されては如何でしょうか?
食品成分データベース<外部リンク>(文科省)


最後に、今回もくろまろ塾運営の市民ボランティアが受付やアンケート回収など活躍して頂きました。くろまろ塾運営ボランティアの皆さん、お疲れさまでした!! (^o^)/

ボランティアスタッフ

クイズの回答:
Q1:約420kcal(4×10+9×20+4×50=420)
Q2:約7000kcal
Q3:約1g(0.4 g×2.54=1.016g)