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大学連携講座―大阪府立大学編―「海洋大国日本の未来について考える」 海中ロボットが見守る海の健康

印刷ページ表示 更新日:2017年5月11日更新
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こんにちは、くろまろ塾運営ボランティアスタッフです!


くろまろ塾運営ボランティア スタッフ2017年05月13日9時30分 くろまろ塾くろまろ塾運営ボランティア


皆さん、こんにちは。
はじめてブログ投稿します、くろまろ塾運営ボランティア広報担当の西岡です。
これから、不定期でくろまろ塾本部講座の様子をキックスブログでご紹介していきますので、皆さん宜しくお願いします!

講座の様子
さて、今回は、5月11日(木曜日)開催の大阪府立大学連携講座3回目の様子をご紹介します。
講師は、大阪府立大学 大学院工学研究科 有馬正和教授です。先生は水中グライダーなどの海中ロボットを使った海洋環境の調査やモニタリングなどを研究テーマにされており、ご自身も水深40mまでダイビングされた事があるほどの海洋のスペシャリストです。
講座のテーマは「海中ロボットが見守る海の健康」で、世界で活躍する海中ロボットや大阪府立大学で進めてられている水中グライダー(Alex、Soarer、宙Sora、Tonai60)のご紹介、ノルウェイやアラスカ、北海道羅臼での海洋環境生態系のモニタリングの体験談などについて伺いました。シャチの鳴き声も聞かせて頂きましたが、大きな体の割にはかわいらしい鳴き声に皆さん驚いていました。
クイズも沢山出題されましたので、一つご紹介します。

「問題:世界で一番深いのは、マリアナ海溝のチャレンジャー海淵 水面下10,911mとされていますが、これまで海洋最深部に行った人の数は何人でしょうか?」
皆さん何人だと思いますか?

回答は、1960年のドン・ウォルシュ(米)、ジャックピカール(スイス)と、2012年のジェームズキャメロン(米)の2回3人とのことです、ご存知でしたか?
因みに、エベレストの登頂者数は公式記録ではないのですが、6,000名以上と言われ、また月面到達者は12名(周回軌道を回った人は24名)と言われていますので、この人数と比べても、どれほど困難なことなのかが想像できるかと思います。

また、ご紹介いただいた府大の水中グライダーの特徴は、青い光が使えるソーラーパネルを使用しているところです。太陽光の届きにくい海中での有り得ないチャレンジに驚きました。当日不参加で詳細を知りたい人は、「府大 水中グライダー」でWeb検索してみてくださいね。

講座の様子2

また、これまで私たち海洋民族の日本人でありながら、あまり知らなかった事の紹介が多くあり、ロボットや船舶工学などの専門的なお話にも、塾生たちは現役の大学生かのように興味津々で聞き入っていました。質問も活発に行われ充実した講座になりました。

受付の様子
なお、今回から本部講座については、私たち市民ボランティアが受付など運営のお手伝いをさせて頂くことになりました。その様子もご覧ください。また、今後はボランティアメンバーが、司会などにも挑戦していく予定です。
ご期待くださいね。(^-^;