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老後とお金の話

印刷ページ表示 更新日:2022年1月1日更新
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老後とお金の話

皆さん、こんにちは。ホームページ編集ボランティアの西岡です。

teamあごら主催の講演会「百年時代への糸口」を受講しました。テーマは老後のお金のこと、明るく老後を楽しむことです。皆さん気になりますよね…。(^_-)

折も折、TVでは連日、「年金だけでは2000万円不足する」との試算が話題になっていました。

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講師は、第一部をファイナンシャルプランナーの市田浩之さん、第二部を「花、咲きまっか」の作者で介護施設経営者の俣木聖子さんから、お話しを伺いました。

 

■第一部「将来を充実させるためのマネープラン」

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人生百年時代と言われる現在、なんと50歳以上の4人に1人が百歳まで生きると言われています。さらに、今の赤ちゃんは2人に1人が百歳まで生きる計算になるそうです。

確かに先日の医療講座で、これからはなかなか死ねない時代がやってくるとのお話を聞いたことがあります。今の、70歳台や80歳台の人達って元気ですよね。そうなると、問題は健康寿命とお金だと思いませんか?

「就活」ならぬ「定活」がこれから流行るそうですよ!

貯金は増えない、年金は頼れないというこの時代、定年前には“定活”が必要かもしれない。

では、対策は?

1.年金定期便をしっかり見ましょう。

2.支出の見直し(住宅ローン・保険や携帯代、などの固定費)

3.収入(元気なら働きましょう)

4.可能なら年金の繰り下げをする

「年金定期便をしっかり見る」これだけでも意識が変わるかも知れません。節約したり、楽しみを増やす事に、意識的に気持ちを切り替えていくことが大切だと講座を聴いて思いました。

チコちゃんに「ボーッと生きてんじゃねえよ!」って言われないようにしたいものですね。

■第ニ部「明るく老後を楽しむために」

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第二部では、俣木聖子さんから約20年前に堺市の大仙古墳近くで、6名の職員で介護施設「シャローム」を開設された頃のお話を聞くことが出来ました。1年間お風呂に入っていなかった老人が、デイサービスで心を開いていき、久しぶりのお風呂に入って「生きていて良かった」の一言を聞くことが出来た時のお話は、感動的でした。老人はよく「寂しい」とか「死にたい」とか言いますが、「なぜそう思うの」などと寄り添いながら問いかけていくのが良いようです。そして施設名の「シャローム」はヘブライ語で、「心に平安がありますように」との意味だそうです。

講師からのメッセージ、「皆さん年を取ったら良い性格でいてくださいね!そして70歳を過ぎたらエンディングノートを書きましょう」とのことでした。

最後に、65歳を過ぎても長く働くことが大切です。介護に興味のある人は「担い手ヘルパー」という働く道があるとの事です。興味のある人は調べてみてくださいね。