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リモートにて「食道がんと胃がんを学ぶ」を受講しました!

印刷ページ表示 更新日:2021年5月13日更新
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リモートにて「食道がんと胃がんを学ぶ」を受講しました!

みなさん、こんにちは!くろまろ塾運営ボランティアの西岡です。

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リモートにて「くろまろ塾本部講座」を受講しましたので、レポートさせて頂きます。本講座は、当初は対策を講じたうえでイベントホールにて開催(60名の募集)を計画されていましたが、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の発令を受け、残念ながらリモートによるオンライン講座のみとなりました。Zoomと言う(リモート会議や講座などで使われる)アプリでPcやスマホで受講することができました。内容は、“医療連携講座-大阪南医療センター編-「食道がんと胃がんを学ぶ」”です。講師は、大阪南医療センター、消化器外科部長の中森幹人先生です。

日本人の死亡原因は、男女とも「悪性新生物」いわゆるがんが1位で、部位別では肺がんが1位です。男女差がありますが、その次ぐらいに胃がんや食道がんなどがランクインしてきます。身近の人に、肺がんや胃がんの人が多いと感じていましたので、うなずける統計結果だと思いました。なお、河内長野市医療圏は、内視鏡検査の受診が低いとのことでした。そのため食道がんや胃がんが進行した状態で見つかるといわれています。みなさん、新型コロナウイルスの影響で、健康診断や内視鏡検査を受けることが、おろそかになっていませんか?機会をみつけて受診するようにしましょう。

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最近は胃がんなど、早期発見すれば怖くない病気になってきました。ただし食道がんは、部位が肺に囲まれているために、胃の手術よりも難しい手術になるのが普通です。従来、食道がんに対する手術は、胸を大きく開いて癌を切除し、胃を用いて再建する手術が行われ、大掛かりな手術が必要でした。いまでは内視鏡や腹腔鏡により数か所の小さい傷での手術が可能となっていること、また病巣を正確に切除できる手術法をご紹介いただきました。ただし、病気の早期発見がより患者にとって体や精神的に負担の少ない回復につながることに変わりはありません。

ぜひ、内視鏡検査や検診による病気やがんの早期発見と、以下の5つの生活習慣の改善によって、がんになるリスクを低減しましょう。

禁煙する(2)禁酒する(3)食生活を見直す(4)適正体重を維持する(5)身体を動かす
中森先生、丁寧な解説有難うございました。
最後になりましたが、保健所から以下のがん検診の日程のご案内がありました。ぜひ活用してください。

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以下にリンク
がん検診(保健センター実施分) – 河内長野市ホームページ (kawachinagano.lg.jp)