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くろまろ塾大学連携講座「版元・蔦谷重三郎と黄金期の浮世絵~歌麿、写楽を中心に~」 ※終了しました
版元・蔦谷重三郎と黄金期の浮世絵~歌麿、写楽を中心に~
2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華夢噺つたじゅうえいがのゆめばなし〜」は、江戸時代の中頃(18世紀後半)を主な活躍期とした版元・蔦屋重三郎(1750-97)を主人公にしたものです。略称が「蔦重」。数多くの戯作本を世に送る一方、浮世絵版画の版元として喜多川歌麿(1753−1806)や東洲斎写楽(生没年不詳)などの絵師を育て、その作品をプロディースしています。歌麿や写楽の存在によって、彼らが活躍した寛政年間は今も浮世絵の黄金期とされています。本講座では蔦屋重三郎と彼がプロデュースした2人の浮世絵師を中心にお話しします。
日時・場所
4月19日(土曜日)
14時~15時30分
キックス 3階大会議室AB
講師
菅原真弓(大阪公立大学文学研究科 文化構想学専攻 教授)
博士(哲学)。専門は、日本美術史。
財団法人中山道広重美術館学芸員、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)芸術学部准教授、和歌山大学准教授、2017年大阪市立大学文学研究科教授を経て、2022年より現職。
特に江戸時代の終わりから明治期における媒体(主に版画、浮世絵版画など)に描かれた事物から、その時代の流行や世相などについて、また、浮世絵「研究」の国内外における齟齬と、浮世絵自体の画面が近代絵画に与えている影響についての研究にも取り組んでいる。『月岡芳年伝 幕末明治のはざまに』(2018年、中央公論美術出版、第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作)、『明治浮世絵師列伝 』(2023年、中央公論美術出版 )などの著書がある。
受講料
500円
定員
100名
申込
こちらの講座は終了いたしました。
くろまろ塾事務局【キックス内】
電話:0721-54-0001