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漢字研究の巨星 白川静の世界~七~※終了しました

印刷ページ表示 更新日:2024年10月5日更新
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漢字研究の巨星 白川静の世界~七~

第1回 10月25日(金曜日) 「人体の表現~横を向く人、前を向く人~」

第2回 11月1日(金曜日)  「人体の表現~ひざまずく人~」

かつて白川静先生は「ことばは身振り語から起こったといわれるが、文字にも人体の表現が多い。漢字の特徴の一つは、その人体描写の多様さと、それをみごとに形象化した抽象能力にあるということができよう。」と書かれ、卜辞にみえる人体関係の字だけでも、「二千を超える。(卜辞の)字形約八千のうち、四分の一に及ぶ数であり、文字構成の中心をなすものであることが知られる。」(『白川静著作集2』「漢字の世界」第11章p371より)と書かれました。

今年度は、文字の原点ともいうべき「人体の表現」から生まれた漢字について取り上げてみます。8年ほど前にも一度触れたことはありますが、改めて今回、2回にわたって取り上げてみます。二千にも及ぶ数のすべてに分け入ることは不可能ですが、まず、「人の形から生まれた漢字」を取り上げます。今年度の第1回は「横を向く人、前を向く人」。第2回は「ひざまずく人」をテーマとします。横を向き、前を向き、ひざまずく人の形から多様な漢字の世界が広がります。ぜひ、「人の形」から生まれた漢字を通して、古代中国の人々の想像力・創造力の豊かさに触れてみてください。

時間・場所

各回 14時00分~15時30分

キックス3階 大会議室AB

講師

後藤 文男 (立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所 上席研究員)

京都教育大学を卒業後、立命館中学校高等学校国語科教諭に就任。
同校校長、立命館小学校校長を歴任後、立命館大学教職大学院准教授を経て、
現在は立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所上席研究員として活躍中。

受講料

各回500円

 

定員  

各回100人

申込

こちらの講座は終了しました。

 

くろまろ塾事務局【キックス内】
            電話:0721-54-0001