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8月3日(土曜日)午前10時から15名の小学生3年~6年の児童が参加してくれました。
講座の講師は、天野公民館「おもしろ科学教室」の八丈先生。
手順の説明があり、この日のためにご用意くださったパキスタン産のエメラルドの残土(ズリ)を配られました。磨けば10万円の価値があるエメラルドが入っているかもしれないとのお言葉に歓声が上がりました。
ズリの中にはエメラルドだけではなく石英や六面体のキラキラ光る黄鉄鉱(おうてっこう)なども入っていました。ルビーが入っているかもしれないと先生。赤い結晶を見つけた子は手を挙げてブラックライトで照らして確認してもらいましたが、ルビーは見つかりませんでした。
ズリから見つけたエメラルドなどの石は、蒸発皿に入れ水洗いし、水気を拭きました。
紐が通せる穴ができるシリコンの容器にレジンを入れてもらい、爪楊枝を使って気泡を抜き、石を配置していきました。レジンは、紫外線で固まるので石を入れるのに時間がかかりすぎた子は、入れているうちに固まりかけていました。
石を入れたシリコンの容器をUVライトに片面ずつ当ててレジンを固めました。
固まったら紐を選んで、先生が金具と紐をつけてくれました。この世に一つだけのキーホルダーの完成です。
キーホルダーに入りきらなかった石は、各自紙に包んで持って帰りました。
お家で作る場合の用具の調達方法や作り方の注意点もお話くださいました。
参加してくれたみんなに河内長野市 市制施行70周年記念「つながる河内長野」のシールを配りました。
天野公民館子ども教室「おもしろ科学教室」は、「学校の授業では行わない実験で科学の楽しさや不思議を体験しよう。」と小学4年~中学生を対象に月1回(4月・8月を除く)開催しています。
この講座の参加者が、1名欠員があった「おもしろ科学教室」に9月から参加してくれることになりました。
今後のみなさんのご来館・ご参加をお待ちしております。