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「食品ロス~わたしたちにできること~」(9月30日)
「かわちながの消費者協会」から2名の方にお越しいただき実施しました。
前半は、食品ロスの現状をデータに基づき詳しくお話いただきました。項目と内容の一部です。
- 食品ロスってなに?…まだ食べられるのに捨てられている食べもののこと。
- 食品ロスの現況…国民一人当たり一日おにぎり1個分
- 食料を海外からの輸入に大きく依存…カロリーベースの食料自給率が38パーセント
- 食料の家計負担は大きい…消費支出の4分の1を占めている。
- 深刻な子どもの貧困…7人に1人が貧困状態
- 世界の食料廃棄の現状…食料廃棄は年間13億トンで生産された食料の約3分の1。世界人口の急増と深刻な飢え。
- 持続可能な開発目標(SDGs)と食品ロスの削減…SDGs5つのP。SDGs-12「つくる責任 つかう責任」は、planet地球
グループ。自然と共存して、地球の環境を守るためには、食品ロスの削減とフードウエスト(消費されることなく捨てられる食べ物)を半減すること。169のターゲット(12-3)でも書かれている。食品ロスとフードウエスの違い等。 - 環境問題と食品ロス…輸入やゴミ処理で二酸化炭素を排出。外食チェーンの食材の原産地表示をHPで確認した結果、輸入がほとんどだったこと。
後半は、実際に食品ロスを減らすにはどうしたらいいか、参加者で話し合いました。
班に分かれて、食品ロスを減らすためにしていることを書いて、模造紙に貼っていきました。
- 買いすぎない
- 大袋は買わない
- 余った食材は冷凍庫へ
- ストックを確認する。
- 買い物の回数を減らし、ストックで料理をする。など
各班の代表が発表し、講師から補足と上手な保存方法の話がありました。
また、講座に合わせて実施したフードドライブに関連して社会福祉協議会から、寄贈された食品を備蓄して生活困窮者に配布する新たな取り組みについてもご紹介いただきました。近々実施予定とのことです。
最後に、フードドライブ(8月15日~9月30日)で集まった食品を社会福祉協議会に寄贈しました。
そーめん、蕎麦、カレールー、お菓子などが集まりました。
天野公民館のフードドライブを知って、社会福祉協議会に食品を持って行かれた方もいらっしゃったとのこと。天野公民館では講座に合わせて期間限定で実施しましたが、社会福祉協議会では常時受付可とのことです。
寄贈いただいたみな様、本当にありがとうございました。
参加者のアンケートの一部をご紹介します。
今後、実施したい食品ロス対策があればお書きください。
- 賞味期限・消費期限を正しく理解する
- 「てまえどり」を努力する。
今後フードドライブに参加したいと思いますか。
→全員が「参加したい / 公民館で実施するなら参加したい」と回答
10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。消費者庁のHPは、ここをクリック<外部リンク>してください。