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ひきこもりへの理解を深めてみませんか

印刷ページ表示 更新日:2020年7月10日更新
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ひきこもりとは

 ひきこもりはさまざまな原因で社会的参加の場面が縮まり就職や就学など自宅以外での生活の場が長期にわたって失われ、6か月以上にわたって家族以外の人との関わりがない状態の人のことをいいます。
 これは自宅から外出しない人だけでなく、コンビニや趣味などの用事で外出はできても他人と関わることができない人も含まれ、近年では、専業主婦(主夫)であっても家事・育児などで他人と関わることがない人も広義のひきこもりであると定義されています。

 

ひきこもりの現状

  内閣府は、一昨年の調査で中高年(40~64歳)のひきこもり状態の人が推計で全国に約60万人いることを公表しました。
 かつてひきこもりは若者の問題とされてきましたが、その長期化・高年齢化が課題となっています。
 ひきこもる中高年の子と高齢の親が孤立する「8050(はちまるごーまる)問題」では、親が死去したり要介護状態になった時、誰にも頼れず支援が届かないことが心配されます。
 孤立状態が続き誰にも相談できない状態にならないように、支援者の見守りや自助グループの集まりなどによって、本人やその家族らが社会とのつながりを確保することが大切です。
 市では、若者も中高年の人も一人でも多く、ひきこもりの状態から抜け出せるよう、支援を行っています。

ひきこもり定義図

若者の生活に関する調査(内閣府)<外部リンク>

生活状況に関する調査(内閣府)<外部リンク>

 

段階的な支援

 自室から出ない人から、趣味のことであれば外出できる人まで、ひきこもりの状態は様々です。
 家族や本人の気持ち、現在の状況などをふまえ、最適なタイミングで次の4つのステップのどこから始めたらいいのかを考えましょう。

段階的な支援

 

ひきこもりに関する様々な相談や支援の窓口

 ひきこもりは誰にでも起こりうることで、決して特別なことではありません。
 本人は居場所がない、対人恐怖を感じるなどの困難を抱えています。
 その原因は、学校や仕事上でうまくいかなかったこと、家庭や病気のことなど様々です。
 周りの家族も不安を抱えていることでしょう。  
 その困難や不安を和らげるためにも、まずは一歩、踏み出してみましょう。

 

社会参加や就労支援などの相談

 生活福祉課では、生活困窮者自立支援相談員を配置し、社会参加や就労のための支援、家計の見直しなど、生活にお困りの様々な相談をお受けしています。
 一人ひとりの想いや悩みを受け止め、その方に合わせた支援や関係機関への案内等を行っています。

 生活福祉課 生活困窮者自立支援相談
 月曜日から金曜日(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)午前9時から午後5時15分まで

生活困窮者自立支援制度(生活福祉課)

 

生活上の困りごとや様々な悩みに関する相談

 いきいきネット相談支援センターでは、市内7ヶ所にコミュニティソーシャルワーカーを配置し、「誰に相談していいか分からない」「家族との接し方が分からない」など、生活上の困りごとや様々な悩みを抱える方の相談をお受けしています。

いきいきネット相談支援センター(コミュニティソーシャルワーカー)
設置場所 電話番号
全小学校区 (市役所人権協会内) 090-6980-5532
長野・小山田小学校区 (あやたホール内) 080-1459-3270
三日市・川上・天見小学校区 (くすのかホール内) 090-5360-4213
千代田・楠小学校区 (千代田公民館内) 080-1527-4629
南花台・美加の台小学校区 (三日市公民館内) 090-5129-3516
高向・天野小学校区 (天野公民館内) 090-5130-1862
加賀田・石仏小学校区 (加賀田公民館内) 080-1457-1416

 相談日時 月曜日から金曜日(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)午前10時から午後4時30分まで

いきいきネット相談支援センター(河内長野市社会福祉協議会)<外部リンク>

 

0歳から18歳までの子どもにかかわる相談

 家庭児童相談室では、「集団になじめない」「保育園や学校等に行きたがらない」など0歳から18歳までの子どもにかかわる相談を広くお受けしています。

 家庭児童相談室(子ども・子育て総合センターあいっく内)  
 電話番号 0721-50-4671
 月曜日から金曜日(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)午前10時から午後5時30分まで

家庭児童相談室

 

ひきこもり状態にある本人や、家族からの電話相談

 大阪府ひきこもり地域支援センターでは、ひきこもり状態にある本人や家族からの電話相談をお受けしています。

 大阪府ひきこもり地域支援センター 
 電話番号 06-6697-2890
 月曜日から金曜日(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)午前10時から午後4時まで

大阪府ひきこもり地域支援センター<外部リンク>

 

こころの健康・保健・医療・福祉に関する相談

 富田林保健所では、ひきこもり相談を含む、こころの健康・保健・医療・福祉に関する幅広い相談をお受けしています。

 富田林保健所地域保健課
 電話番号 こころの健康相談0721-23-2684
 月曜日から金曜日(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)午前9時から午後5時45分まで

富田林保健所<外部リンク>

 

働くことに悩みを抱えている15歳から49歳までの若者に対する相談や支援

 サポステ(南河内地域若者サポートステーション)では、働くことに悩みを抱えている15歳から49歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な就労相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への職業体験などにより、就労に向けた支援を行っています。

 サポステ(南河内地域若者サポートステーション)
 電話番号 0721-26-9441
 月曜日から金曜日までの午前9時30分から正午までと午後1時から午後5時まで
 第3土曜日の午後2時から午後4時まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)

南河内地域若者サポートステーション<外部リンク>

 

お仕事探しに関する相談

 ハローワークでは、お仕事の紹介だけでなく、お仕事探しに関する相談、応募書類の書き方、面接の受け方職業訓練のあっせん等、お仕事探しのための様々な支援を行っています。

 ハローワーク河内長野
 電話番号 0721-53-3081
 月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)

ハローワーク河内長野<外部リンク>

 

定期的に実施する居場所づくりや相談等

 ひきこもっている本人やその家族のための居場所づくりや相談を定期的に実施しています。
 「ひきこもっている本人にどう接していいか分からない」「何かをしたいけれど、何からすればいいか分からない」などがあれば、まずは気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

 

社会参加に不安を持つ方とその家族からの相談

 内容 社会参加に不安を持つ方とその家族からの相談
 日時 原則として、毎月第2木曜日の10時から12時まで ※詳細は毎月の広報紙または問い合わせを
 場所 市役所内相談室
 相談員 NPO法人相談員

 ※予約制です(予約や問い合わせは生活福祉課まで)

 

若者のための「居場所」づくり

 「家族以外の人と会話をしたりコミュニケーションを取ったりできない」「何かしたいけど、何をすればいいか分からない」。
 そんな若者たちが集まり、様々な体験を通じて社会参加への一歩を踏み出すための「居場所」づくりとして、「ファーストステップトライアル事業」を実施しています。

 この事業では、工作や料理、軽い運動など、比較的参加しやすいメニューの体験教室を、毎月1回程度、キックスなどで開催しています。参加費も無料ですので、気軽にご参加ください。

問い合わせ 地域教育推進課(市民交流センター内)  電話番号 0721-54-0005

 

保護者に対するサポート

 ひきこもりの若者への支援には、本人とともに、保護者をはじめとする家族との関わりも大切になります。
 若者たちに何が起き、何を感じているかなどを理解し、共に動き出すためのヒントを得るための保護者対象の連続講座「親から始まる1歩目セミナー」を、年1回程度開催しています。
 セミナーの実施日等については広報紙などでお知らせします。

問い合わせ  地域教育推進課(市民交流センター内)  電話番号 0721-54-0005

 

特定非営利活動法人が実施する相談等

 行政機関以外にも、特定非営利活動法人が様々な相談や居場所づくりなどの機会を用意しています。
 有料の事業や、体験は無料の事業などを含め様々な段階での支援等が受けられますので、関心のある方は、まずは問い合わせてみましょう。

 

南河内プラッツ

 南河内プラッツは、河内長野市内に事務所のある、ひきこもり・ニート・不登校の若者とご家族の支援場所です。
 現在、面談・親の会・若者の居場所などを行っています。
 また、南河内地区の若者支援ネットワークを構築することで、ご本人やご家族の社会参加をさらに応援します。
 詳しくは、下記の外部リンク先をご覧ください。

南河内プラッツ