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「かわちながのし」で働くことNOAHNOOR天川麻子さん


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印刷ページ表示 更新日:2019年12月3日更新
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NOAHNOOR 天川麻子さん

NOAHNOOR 天川さん

「スローモーション…」横浜出身、東京の広告代理店で働いていた経歴を持つatelier NOAHNOORの天川麻子代表は、河内長野市の最初の印象をこう表現する。
 「日付が変わる前に帰宅できればラッキー」と、話す広告代理店での仕事をスパっと辞めて、友だちゼロ、土地勘ゼロの河内長野市へ15年前に結婚を機に移住。出産を経て専業主婦を6年。「なんばまで電車で30分。都会の香りも田舎の風も両方感じられるぜいたくな場所。河内長野がもっと不便だったら、移住はためらったかも。」天川代表は、笑ってこう話した。
 小学生の時、食中毒予防のポスターコンクールに入賞し、市役所に絵が貼られた時に芽生えた「ポスターを作る人になりたい」と言う夢をずっと追いかけてきた。中高は美術部、部長も務めた。美大を目指してアトリエに通い、グラフィックデザイン科のある美大へ進学。広告代理店に就職してからは、観光キャンペーンや、東海道制定400年のキャンペーン、鉄道の新型車両のキャンペーンに関わって腕を磨いた。
 河内長野市で、atelier NOAHNOORを立ち上げたのは9年前。きっかけは「専業主婦ではがまんできない!!」と感じたこと。幼いころから追いかけた夢が背中を押した。専門はグラフィックデザイン。自分にはその道があった!
 南花台にある事務所は、子育てと仕事を両立している女性スタッフの朗らかな空気に包まれている。天川代表は「本当にスタッフに支えられている」と感謝の言葉をもらした。
 地元での仕事にこだわってきたのは、標準よりも少し小さく生まれた長女との生活が、命を考えるきっかけになったこと。それが地域への感謝の気持ちを強くした。人と出会い、やりがいを持って働ける。
 求人を出していないのになぜか人が集まる。atelier NOAHNOORは出会いにあふれている。「自分が楽しく、地域で暮らす。それが共有できる人と一緒に働きたい。自分の気持ちに素直に生きれば、縁はやってくる。」その思いが新しい出会いを生んでいる。
 大人が楽しんでいれば、子どもは夢を見ることができる!おいしいものに楽しいお酒、子どもとの他愛ないおしゃべりやキャンプに旅行。最近飼いはじめた猫にも夢中の毎日。最初に抱いた「スローモーション」の河内長野は、あわただしく魅力あふれる場所にかわったようだ。


天川さん2