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「空き家 この先、どうしよう?」を実施しました(三日市公民館)

印刷ページ表示 更新日:2024年7月10日更新
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令和6年7月4日(水曜日)公益社団法人全日本不動産協会 大阪府本部 公益事業推進委員会の大前久明子氏を講師にお招きし、22名の方々にご参加いただきました。

全国の空き家が、この20年で約1.9倍に増加し、過去最高の空き家率をどんどん更新してしまっている現状について、またその弊害について詳しくお話しいただいた後、空き家の原因の半数以上が「相続」であることも伝えていただきました。

遺言書など故人の遺志がわからないまま、実家が空き家になってしまうと、その約7割が放置したままになってしまい、年数とともに相続人の数も増え、相続人が最終的には38人になり、約3年の年月と労力を必要とした実例も紹介いただきました。

令和5年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、空き家の活用拡大について教えていただき、住んでいる場所を、空き家の少ない住みやすい街にするためには、居心地のよい人間関係が大切である。と締めくくっていただきました。

講座の最後にも、また講座が終わった後も、何人かの方が質問され、受講者にとっても熱のこもった講座となりました。

「空き家 この先、どうしよう?」講座の様子 「空き家 この先、どうしよう?」講座の様子 

「空き家 この先、どうしよう?」講座の様子 「空き家 この先、どうしよう?」講座の様子

本講座では、都市計画課 職員から、河内長野市空家等利活用支援制度についても説明させていただきました。

「空き家 この先、どうしよう?」講座の様子

参加者の感想(一部抜粋)

・これから自分の問題になります。相談できる場所がわかって安心しました。

・改正空家法についてわかりやすく説明いただきました。

・近い将来、空き家の可能性が高い。子どもたちが相続したら大きな問題が発生する。「住む 売る 貸す」の選択をすることになる。家族で話し合っておくべき問題だが、実際に具体的に考えていくのは難しい。

・空き家をなくすためには、住んでいる場所を住みやすい街にすることの大切さを知った。地域のつながり、顔の見える関係が大切ですネ。

・廃屋は見ていてつらいです。勉強になりました。

・市町村が持っている情報を積極的に利用しながら、空き家対策に適応してほしい。個人が提供するのは難しい。

・実家の家をどうしたらいいかわからなかったのですが、役所(市外)に相談してみます。