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「取材映像で知るウクライナ~子どもや女性たちの現状~」を実施しました(三日市公民館)
7月29日(土曜日)、ウクライナ・中東地域の現地を取材し、各地で講演会を続けている映像ジャーナリストの玉本英子氏を迎え、31名の参加で実施しました
市民の犠牲も相次ぐ中、現地で人々と出会い、その一人ひとりのありのままの様子を映像をまじえてお話しいただきました。
心に傷を負った子どもたちへのぬいぐるみを使った心のケア、日本のアニメや漫画を心の支えにする少女の姿がある一方、とても美しいウクライナのひまわり畑やダンス発表会での楽しそうな子どもたちの姿もあり、私たちとはなんら変わらない日常があるなかで、色々なことが変わってしまう戦争の恐ろしさを強く感じました。
「どの国にも戦争をしてほしくない。戦争は人間の悲しみそのものです。」というウクライナの人の言葉も伝えていただき、「いったん戦争が始まってしまうとなかなか終わることは難しい。だからこそ、戦争はしてはいけない。」という玉本氏のメッセージが深く心に残りました。
参加者は、身を乗り出して映像を見たり、玉本氏の話に深くうなずかれる方も多く、各自が平和について改めて考える機会となりました。
参加者の感想(一部抜粋)
・早く戦争は終わってほしいですね。住人の方たちが、キズついたり亡くなったり、ほんとにかわいそうで・・・。子どもたちも・・。 胸がいたみますね・・。
・ウクライナの前線・子どもたちの生活が少しわかりました。早く平和がくるように願います。
・日本のアニメがここまで広がっているんですね。子どもたちの希望、私の孫と同じ年ごろです。悲しいです。
・生の声が聴け、また映像も話もわかりやすくウクライナ情勢を理解することができた。
・「戦争はなかなかとめられない。やめられない。」と、3度玉本さんがおっしゃったことがすごく印象に残りました。
・戦時下の庶民の暮らし・心情をよく取材されていると思いました。