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「魂のヴァイオリン」を実施しました(三日市公民館)

印刷ページ表示 更新日:2022年6月30日更新
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6月24日(金曜日) 脳性まひの障がいを持ちながら、東京パラリンピックの閉会式で演奏をされるなど数多くの活動をされているポップヴァイオリニストの式町水晶(しきまちみずき)氏を講師に迎え、東中学校PTA・三日市公民館の共催事業として実施しました。

東中学校2年生149名・保護者・三日市公民館利用者の参加のもと、10代でいじめを受けた際に泣きながら作曲された「孤独の戦士」や「この素晴らしき世界」などを演奏いただきました。

演奏の合間には、「障がいを持っていると無茶をする二歩または一歩手前で、『危ないよ!』と誰かが気づかせてくれる。けれど、障がいがないと、自分自身で気づいて、色々なことと戦っていかないといけない。」「頑張ることは大切だけれども頑張りすぎないこと。ヴァイオリンの絃は、張って張って張りすぎると切れてしまう。絃は、交換できるけれど、人間はそうはいかない。」など、心にしみ入る話もありました。

また、東日本大震災の津波に耐え、復興のシンボルとなっている岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の木片を魂柱として用いた「TSUNAMI VIOLIN」(津波ヴァイオリン)での演奏では、被災地を訪れた際に、大変な状況にあるなか逆に気遣っていただいたことへの感動の気持ちをお話しされていました。

終盤には、参加者の間をまわって「仁義なき戦い」を演奏いただきました。最後に、東中学校2年生・三日市公民館利用者から感謝の気持ちをお伝えし、約1時間の講座が、たくさんの感動の拍手で終わりました。

「魂のヴァイオリン」講座の様子 「魂のヴァイオリン」講座の様子

「魂のヴァイオリン」講座の様子 「魂のヴァイオリン」講座の様子

「魂のヴァイオリン」講座の様子 「魂のヴァイオリン」講座の様子

「魂のヴァイオリン」講座の様子 「魂のヴァイオリン」講座の様子

「魂のヴァイオリン」講座の様子 「魂のヴァイオリン」講座の様子

新型コロナウイルス感染対策を実施して開催しましたが、2m以上の距離が確保できる場所では、一部マスクを外して実施しています。