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「被爆体験伝承講座」を実施しました(三日市公民館)
令和7年3月29日(土曜日)仁木美恵氏を講師にお招きし、実施しました。
仁木美恵氏は、15歳で被爆された切明千枝子氏から長年にわたって話を聴きとり、その体験談と平和への思いをわかりやすく伝えてくださいました。時折、話を聴いて忠実に描いた高校生の絵画も紹介いただき、講座終了後は、質問される方が絶え間なしに続きました。
「切明さんの思いをみんなに伝えてこれからも受け継がれていくことを望んでいます。」という仁木氏の最後の言葉が深く残りました。
本講座は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の被爆体験伝承者派遣事業として実施しました。
参加者の感想(一部抜粋)
・テレビで見聞きしていても直接お話を伺えるのは初めての事でした。講師の熱い思いが伝わってきました。平和を願うばかりです。
・参加できてよかったです。三日市公民館でこのような体験ができて、うれしかった。
・「戦争が廊下の奥に立っていた」という渡辺白泉の俳句を紹介いただき、戦争体験・被爆体験の重要性を認識しました。
・ご経験された方ならではの辛すぎるお話を伝承してくださり、身震いする思いで聴かせていただきました。「平和はつかみ取り、守らないとにげてしまう」印象的な言葉でした。
・戦争で被害になった動物の話もしていただき、あらゆる生き物が犠牲になる戦争について改めてその怖さを感じました。
ロビー展示
原爆ドームの作品(絵画・写真)を、公民館クラブ員さんからご提供いただき、展示させていただきました。