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令和7年10月1日からバス路線が変わります
市内でも、コロナ禍による利用者減少の影響は大きく、2022年4月には小深線・石見川系統を廃止せざるを得ない状況となりました。しかし燃料費高騰などの悪条件が重なる中でも、南海バスは地域の公共交通を担う責任から、様々な経営努力を重ね、赤字路線を維持してきました。この間、市においても補助金による直接支援や積極的に国費を活用するなど、市内路線網を守るためバス事業の収支改善に努めてきました。しかしながら今回の見直しの最大原因である運転士不足が深刻化する中で、現状路線を維持することは限界となっています。
将来にわたり持続的に公共交通を維持していくには、需要に応じた減便や路線の見直しが避けられない状況です。このため市は、南海バスの見直しに際して「市内のバス停は1か所も廃止しない」ことを求め、引き続き維持されることになりました。また市として、路線が無くなるバス停にはコミュニティバスを延伸し、可能な限り、市内のネットワーク維持に努めます。見直しの概要と市の対応は、以下のとおりです。
バス路線網の維持のためには、皆さんのご利用が欠かせません。普段の外出でもできるだけバスのご利用をお願いします。
10月1日からの時刻表について
※10月1日からの主要4駅(千代田駅前、河内長野駅前、三日市駅前、美加の台駅前)時刻表は下記をご確認ください。
主な見直しの概要
- 路線バス廃止区間の一部をコミュニティバスで代替運行
モックルコミュニティバス [PDFファイル/746KB]
千代田線木戸東町系統 [PDFファイル/650KB]
高向線・日野滝畑コミュニティバス [PDFファイル/771KB] - 市外区間(光明池方面・泉ヶ丘方面)への運行のとりやめ
天野山線(光明池方面) [PDFファイル/1.19MB]
千代田線貴望ケ丘系統 [PDFファイル/780KB] - 鉄道駅へのアクセスを1駅接続に集約
大矢船西町線、南ケ丘線、岩湧線 [PDFファイル/934KB]
南青葉台線 [PDFファイル/1.01MB]
小山田線(緑ケ丘線) [PDFファイル/1011KB] - 需要に応じた減便(市内全路線対象) ※但し通勤・通学の時間帯には配慮
※見直しに関しては南海バスホームページ<外部リンク>をご確認ください。
1.路線バス廃止区間の一部をコミュニティバスで代替運行
(1)モックルコミュニティバス
これにより、10月1日以降はモックルコミュニティバスが新たに河内長野駅への乗り入れを行い、大阪南医療センター前から木戸東町まで延伸します。
※10/1以降の千代田線木戸東町系統について
●河内長野駅前~河内長野市役所前・市民交流センター前⇒モックルコミュニティバス、河内長野庁舎線が運行担当
●赤峰~千代田駅前⇒緑ヶ丘線・荘園町線へ統合
●千代田駅前~木戸東町⇒モックルコミュニティバスが運行担当


(2)日野・滝畑コミュニティバス
10月1日以降、路線バス高向線の廃止に伴い、「長野車庫」~「高向」の区間については日野・滝畑コミュニティバスが運行を担うことになります。

2.市外区間(光明池方面・泉ケ丘方面)への運行のとりやめ
(1)天野山線
「天野山」~「光明池駅」区間の運行が廃止されます。これにより、天野山線天野山系統は「河内長野駅前」~「天野山」間の運行となり、旭ケ丘系統の一部に統合されます。旭ケ丘系統は「河内長野駅前」と「旭ケ丘」を起終点として、「畑集会所前」を経由するルートと「天野山」を経由するルートの2系統で運行されることとなります。

(2)千代田線貴望ケ丘系統(泉ヶ丘線、狭山ニュータウン線)
「貴望ケ丘」から「近畿大学病院前・泉ケ丘駅」の間の運行が廃止されます。また、「河内長野駅前」~「千代田駅前」間の運行についても廃止されます。これにより、千代田線貴望ケ丘系統は「千代田駅前」~「貴望ケ丘」間の運行となります。
※10月からのバス路線再編に伴う近畿大学病院へのアクセス手段については特設ページをご確認ください。

3.鉄道駅へのアクセスを1駅接続に集約
(1)大矢船西町線、南ケ丘線、岩湧線、南青葉台線
各系統の発着駅が「三日市町駅前」に集約されます。これにより、「三日市町駅前」~「河内長野駅前」はモックルコミュニティバスのみの運行となります。


(2)小山田線(緑ケ丘線)
小山田線のうち「河内長野駅前」を発着とする系統については、「千代田駅前」を発着とする緑ケ丘線へ統合されます。
