令和6年　年頭のごあいさつ

市制70周年を迎えて

市長　島田智明

　河内長野市民のみなさま、謹んで新年のお慶びを申し上げます。希望に満ちた令和6年の新春をお迎えのことと存じます。

　本市は昭和29年に市制を施行し、今年4月で70周年を迎えます。戦後から高度経済成長を遂げた昭和、バブル経済の崩壊と人口のピークを迎えた平成、そして、少子高齢化・人口減少の課題に直面する令和へと時代が移ってまいりました。本市が無事に70周年を迎えられるのは、市民のみなさまのまちづくりに対するご理解とご協力によるもので、心から感謝申し上げます。

　本年もより一層の発展を遂げるべく、様々な取り組みを実施してまいります。とりわけ、自動運転技術等を活用した移動支援、中学校全員給食に対応した学校給食センターの建設、サッカースタジアムを核とした公園の整備、地域雇用創出に向けた産業用地の確保、本市が持つ魅力を生かし「誇れるまち」への転換を図るためのブランディング事業など、時代の流れに合わせた取り組みを進めております。また、少子化対策・子育て施策のさらなる展開に対応するため、今年4月に「こども部」を新設するほか、子ども医療費助成の拡充を行ってまいります。

　70周年という節目を迎えるにあたり、市民のみなさまとともに、改めて本市の歴史を振り返り、この地に引き継がれる特性や魅力を共有し、未来へとつないでいけるよう、さらに邁進してまいります。

　結びに、市民のみなさまが明るい未来に向けて、健やかで輝かしい一年をお過ごしになられますよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。