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高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
- 大阪府後期高齢者医療広域連合と市町村が協力して、後期高齢者の健康維持・フレイル予防に努める新たな取り組みです。
- 市では、令和4年10月から保険医療課、地域福祉高齢課、地域包括支援センターが連携し、事業がスタートしました。大阪府後期高齢者医療広域連合と協力して、介護予防の取り組みと高齢者の保健事業を一体的に実施し、健康寿命の延伸のためフレイル等の高齢者の特性を踏まえた健康支援を行っています。
※高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施(市町村における実施のイメージ図) (厚生労働省資料)
河内長野市の取り組み
高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)
※対象となる方には、生活状況を確認するアンケート等を送付します。
- アンケートの返信結果などをもとに専門職(保健師、看護師など)が電話などによる生活・健康等の状況を確認し、健診の受診勧奨や受療勧奨を行い、必要なサービスへつなげます。
- アンケートの返信のない方に関しては、訪問を行い、状況を確認します。
通いの場等への積極的な関与など(ポピュレーションアプローチ)
- 高齢者の通いの場に、専門職(保健師、看護師など)が出向き、フレイル予防の普及啓発、運動、栄養などの健康教育、健康相談を行います。
フレイルとは?
「加齢によって心身の活力が低下した状態」という意味で、要介護状態の前段階に位置づけられます。
※高齢者の健康状態の特性等について (厚生労働省資料)
フレイルになってしまう原因は?
1.「身体」の虚弱:運動器障がい、低栄養状態など
2.「社会性」の虚弱:閉じこもり、孤食、孤独など
3.「こころ/認知」の虚弱:うつ、認知症など
これらは、単独で起こるのではなく、生活習慣や身体・こころの状態によって、相互に関連して引き起
こされます。
フレイルに陥ってしまうと、日常生活に支障をきたすさまざまな障害が起こってしまいます。
早い段階でフレイルの状態に気付き、適切な対策を行うことで、フレイルの状態から抜け出せる可能性
があります。
フレイルをチェックしてみましょう!!
フレイルなど健康状態を総合的に把握する目的で、厚生労働省は、15項目の質問票を作りました。
この質問票を活用し、心身の機能を総合的にチェックしてみましょう。
質問票は、心身の状態を総合的に把握するものです。
「できること」や「改善できること」を増やしていけるよう、日常生活を見直してみましょう。
フレイル予防を始めましょう!!
健康で元気に過ごすためには、適切な食事、運動、社会参加、お口の健康が大切です。
自分に合った方法を取り入れてみましょう。
食べて元気にフレイル予防<外部リンク>
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