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ささえあいの現場から(コラム)
ささえあい現場から 広報(令和5年5月号)
担い手の高齢化で悩んでいる活動団体が多い中、「生活困りごとサポートこ・こ・わ楠ケ丘」では、高校生が活動をしています。
有償のボランティア活動を無理なく続けているという花坂さんにお話を聞きました。
去年の10月ごろから、週2回、朝6時30分に、近所に住んでいる足の不自由なおばあちゃんの家に行き、ゴミ出しのお手伝いをしています。もともと早起きは得意なので、朝に活動することに抵抗はありません。
ちょうど部活を引退した時期に、母から誘われたのがきっかけです。「誰かが困っていたら、自分にできる範囲でお手伝いをする」と普段の母の教えもあり、私でもできることならと始めました。
始めたころは戸惑うこともありましたが、私が少しお手伝いをすることでおばあちゃんがすごく助かっていると聞いて、これからも継続しようと思います。また、朝の空いている時間で気軽にできて、1回100円のお小遣いになるところも私にとってはうれしいポイントです。
同年代の人もどんどん参加して欲しいので、活動している様子をTiktokなどのSNSで情報発信すれば親しみやすいのではと思っています。
市内には、様々な地域で支え合い活動が展開されており、花坂さんのようにご家族でサポーターとして登録される人もいます。あなたもスキマ時間を活用して、できることから始めてみませんか。