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平成30年度採用 事務職 産業観光課
(1)仕事のやりがい
産業観光課で、河内長野市の観光振興に関する業務に携わっています。観光ホームページ、観光施設の管理、観光パンフレットの作成、観光イベントの企画、運営など、1人でも多くの方に本市の観光魅力を知ってもらうべく、日々の業務に取り組んでいます。
市役所の仕事は、決められた仕事を事務的に処理していくイメージがありますが、実際は0から生み出していく業務も非常に多いです。一口に観光振興と言っても決まった正解はなく、難しい部分もありますが、自分なりのアイデアや創意工夫が実際に形になるため、非常にやりがいのある仕事だと感じます。
特にイベント事業は、様々な関連団体と関わりながら、イベントの数か月も前から企画、準備を進める一大事業です。イベント直前は目の回る忙しさですが、自身が試行錯誤を重ね作りあげたイベントにたくさんの人が集まり、町が賑わう姿を見られた時は、この仕事に携われて良かったと心から思いました。
(2)市職員への志望動機
住民に最も近い立場で、住民の方々と共により良い町づくりに取り組むことができる点に魅力を感じたからです。
前職で全国転勤を繰り返すなか、東北の福島県を訪れる機会がありました。そこで目の当たりにしたのは、東日本大震災から5年近くたった今も復旧が進まない町の姿でした。全国ニュースでは語られない被災地の現状を、地元の方々からの生の声として聞くなかで、自身が行っている仕事の意義について深く考えるようになり、このように目の前で困っている方々や、地元の町のために何か力になれる仕事がしたいと思うようになりました。
そういったなか、住民の方々と深く関わりを持ち、様々な観点から住民の生活に影響を与えることができる市役所の仕事に魅力を感じるようになりました。中でも河内長野市は住民協働に特に注力しており、住民の方々の想いに寄り添い、住民の方々と共により良い町をつくっていきたいという想いから、河内長野市を志望しました。
(3)一日のスケジュール
- 9時00分~メール・スケジュール確認
- 10時00分~イベント事業 課内会議
- 11時00分~イベント事業 現場確認・調整
- 12時00分~昼食
- 12時45分~観光パンフレット原稿確認・校正
- 14時00分~広域連携事業 周辺自治体会議
- 15時00分~施設管理の事務処理、各種資料作成
- 17時15分~業務の進捗確認、明日の業務準備
(4)河内長野市を志望されるみなさんへ
市職員として働くなかで最も大切なことは、いかに住民の立場で物事を考えるか、だと思います。私自身、休日には観光客になったつもりで市内の寺社や公園を散策しています。そうすることで、職員の立場からはわからなかった市の観光魅力や課題が見えてくることがあります。
みなさんも一度、河内長野市民になったつもりで市内を散策して見てください。ネットの情報だけではわからない河内長野市の魅力や課題が見えてくるかと思います。そして、これまでの経験から、この町のために自分は何ができるのか、何がしたいのかを深く考えてみてください。みなさんは住民に最も近い感覚をお持ちですので、我々職員にはない斬新な発想やアイデアが生まれてくるかもしれません。あとは、みなさんの想いを素直に面接官にぶつけてください。きっと、みなさんの想いは届くと思います。
熱い想いを持ったみなさんと共に働けることを楽しみにしています。一緒にこの町をより良い町にしていきましょう。