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令和2年度採用 法務 総務課
(1)仕事のやりがい
職員になる前は、徳島県の法律事務所で弁護士として仕事をしていました。その頃は、地域住民の方からの法律相談を受けるなどして、民事事件、家事事件、刑事事件と幅広い事件を取り扱っていました。
本市の職員になってからの主な仕事として、各課からの法律相談を受けていますが、同じ法律相談でも、相談内容は弁護士の頃と全く異なります。以前は、離婚や相続、破産などの相談を受けていましたが、今ではそのような相談はなく、法令の解釈・適用や制度の法的リスクの検討などの相談を受けています。
日々、これまでに扱ったことのない相談にやりがいを感じますが、一方で、自分の知識不足を痛感させられています。
(2)市職員への志望動機
弁護士の仕事は、困っている人の手助けをすることが多いものでしたので、とてもやりがいのあるものでした。一方で、最近では、自治体内で勤務する弁護士が増えており、弁護士を経験した者が、自治体内でどのような仕事をしているのか、自治体内で仕事をする意義はどのようなものなのかに興味がありました。そして、自治体内で仕事をするのであれば、少しでも地元に貢献をしたいと思い、本市を志望しました。
(3)一日のスケジュール
9時~: 相談内容の検討
前日までにいただいた相談内容を検討
11時半~:移動(裁判所)、昼食
裁判所に出廷するために移動
13時~: 裁判所での期日
裁判所の期日に出廷
15時~: 市役所に戻り、打合せ
裁判を踏まえての打合せ等
(4)河内長野市を志望されるみなさんへ
本市に勤務をしたことで、法律事務所で勤務していれば経験することのなかった経験ができ、物事を考える際の視点が増えたと思っていますので、自治体内職員を経験してよかったです。
多くの弁護士の方に自治体内で勤務をすることを経験してもらいたいですし、本市には、自治体で勤務する上でわからないこと(たとえば、決裁のルール等)があっても気軽に教えてくれる職員ばかりです。
是非とも、自治体で勤務することを希望する弁護士の方には本市をお薦めしたいです。