訪問購入のトラブルが増えています

●不用品を買い取るという電話・来訪にご注意ください

　「服や靴、カバンなど不要品をお売りください」と業者から電話があり来訪を了承すると、不用品だけを売るつもりが、貴金属はないかとしつこく迫られ強引に貴金属などを買い取られた。といった訪問購入についての相談が多数寄せられています。また、女性からの電話で勧誘されたが実際に家に来たのは屈強な男性で怖くて断りきれず、売却してしまうという事例もあります。

●業者への対応ポイント

　購入業者から電話があっても不要な場合は来訪させないようにし、突然訪問してきたときは対応しないようにしましょう。

　宅内に招いた後、貴金属やブランド品を見せてほしいと言われても、売るつもりがなければ見せないようにしましょう。電話で売ることを承諾した物品以外を勧誘することは禁止されています。

　売却した場合は、物品の種類、購入価格、クーリング・オフなどについて記載された契約書面の交付を受けましょう。書面を受け取った日を1日目として8日間はクーリング・オフができ、その期間は業者への物品の引き渡しを拒むことができます。

少しでも不安があればひとりで悩まず消費生活センターへご相談ください。