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ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実施します
令和5年(2023年)4月から、市内で分別収集されたペットボトル(※)は、すべて新たなペットボトルへと再生(リサイクル)されます。
※家庭から排出されるペットボトルに限ります
ペットボトルはペットボトルに
ペットボトルは、新たな化石由来原料を使わずに、何度もペットボトルにリサイクルすることができる資源であるにも関わらず、国内の回収量に対して、ペットボトルにリサイクルされる割合は20.3%(※)に留まっています。残りはトレーや繊維などにリサイクルされ、その後は燃料として焼却されています。ペットボトルは、一度ペットボトル以外の素材にリサイクルされると、二度とペットボトルには戻れません。
※出典:PETボトルリサイクル推進協議会 年次報告書2022
この事業は、サントリーグループと協働して実施します
協定締結式
令和4年(2022年)11月15日(火)午後1時から、協定締結式を執り行いました。
出席者
島田市長(左) サントリーホールディングス株式会社 常務執行役員 永島 幸一 氏(右)
サントリーグループは、2030年までに化石由来原料の新規使用ゼロの実現に向けて、自社で使用するペットボトルを100%サステナブル化することを目標に様々な取組みを行っています。
また、本市も、ごみ処理基本計画に「環境にやさしく資源の有効利用を進める循環型都市かわちなの」を基本理念として掲げ、ごみ処理行政および循環型社会の形成に関する施策を総合的に推進しています。
今回、「リサイクル適正が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という双方の理念が一致し、本事業を協働で実施するに至りました。
令和5年(2023年)4月からは、市民の皆さまから回収した使用済みペットボトルの全てを、サントリー社に引き渡し、新たにペットボトルへと再生させます。
SDGs(持続可能な開発目標)
「ボトルtoボトル」水平リサイクルにより、脱炭素化、資源の循環促進を図り、持続可能な社会の実現に貢献します。
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
14 海の豊かさを守ろう
より一層のごみの分別にご協力をお願いします
ペットボトルにたばこの吸い殻などのごみが混入していたり、汚れや中身が残っているとリサイクルすることができなくなります。ペットボトルを資源ごみで出す際は、ごみやキャップ・ラベルなどを取り除いて、内側を水洗いしてから出すようにしてください。