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広報紙掲載手話コラム~手話で語ろう~(5)

印刷ページ表示 更新日:2022年6月16日更新
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広報紙掲載手話コラム ~手話で語ろう~(5)

「趣味とともに」(令和5年2月号掲載)

「趣味とともに」
 玉城さん
 ※ろう者= 聴覚に障がいのある人のうち、手話を意思疎通の手段として用いる人

 私は、カラオケで歌ったり、ハイキングやウォーキングなど体を動かしたりするのが趣味です。
 子どものころテレビを見るのが好きで、よく見ていた番組で坂本九さんや三波春夫さんが歌っていた曲が好きで自分でも歌ってみたいと思っていました。ある時、市立障がい者福祉センターあかみねでカラオケのクラブがあることを知り、参加しました。
 私は耳がほとんど聞こえないため、はっきりとした音程は取りにくいのですが、音の振動やリズムはわかるので、それを頼りに歌っています。今は、クラブで年に1回開催される発表会に向けて好きな歌手の曲を練習するのが楽しみです。
 また、新型コロナウイルス感染症が流行する前は、手話サークルのみんなと一緒に観心寺や金剛山などへハイキングによく行っていました。冬の金剛山に登ったときは、雪が積もっていて滑って転びそうになったところを助けてもらったり、みんなと紅葉を楽しんだりしました。今は、なかなかみんなとハイキングに行ったりできないので、健康を第一に考えて1日1万歩を目標に歩いています。
 現在私は、市内の就労継続支援B型事業所で働いています。そこには、私の他にろう者がいて、事業所にも手話ができる職員さんもいるので、手話で会話しながら、楽しく仕事をしていました。しかし、手話ができる職員さんが退職していまい、少し寂しくなりました。また、手話のできる職員さんが入ってきてくれればいいなと思っています。
 みなさんにも手話に興味をもってもらい、簡単な手話でいいので覚えてもらえたらうれしいです。