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消防団って?

印刷ページ表示 更新日:2024年4月23日更新
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それぞれの家庭、仕事を持ちながら、大切なものを守るため、訓練を重ね、いざという時に火災や災害の現場に駆け付ける。消防団は地域を守るため、あなたの知らないところで、様々な活動をしています。

 団員は特別職の地方公務員ですが、報酬は必要経費が支払われる程度で、まさにボランティア的性格の強い組織です。

 消防団の歴史は古く、江戸時代、八代将軍吉宗が、江戸南町奉行の大岡越前守に命じ、町組織としての火消組である店火消(たなびけし)を編成替えし、町火消「いろは四八組」を設置させたことが今日の消防団の前身であるといわれています。河内長野市では市制施行と同じ昭和29年に発足し、消防本部・消防署より長い歴史を持っています。

 それでは、なぜ消防団は必要なのでしょうか?

 火災はいつどこで発生するか予測できないうえに、本市は府下で3番目の面積を有し、その約7割が山林で消防署だけでカバーするのが困難な場合があります。また地震や台風のときは同時に広い範囲で災害が発生します。そんな時、いち早く現場に駆け付け、迅速かつ有効な防災活動が出来るのが消防団です。

 また、消防団の活動は多岐にわたり、火災・地震・台風・水害などへの対応のほか、災害からの復旧支援、行方不明者の捜索、火の用心の呼びかけなど地域に密着した活動を日々続けています。

 阪神・淡路大震災や東日本大震災では地元消防団の活躍が注目を集め、その重要性が改めて実証されました。今世紀中ごろにも東南海・南海地震の発生が心配されており、ますます消防団の重要性は増していきます。