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過去に関西テレビ「みんなのニュース報道ランナー」で本市消防本部が取材され、救命救急センターと救急隊の連携や救急現場の緊迫した様子が報道されました。
市では現在、次のような取り組みを行っています。
消防本部では、増加傾向が予測される救急需要への対策に向けて、一昨年11月に救急車1台を増車しました。救急要請が重なる場合にも対応できるよう、救急体制の整備に取り組んでいます。
救急現場において豊富な経験を積んだ救急救命士を中心とした組織的な教育体制を構築するため、本年度より「指導救命士」制度を活用した救急隊の教育訓練を実施しており、救急業務全般の資質の向上を目指しています。
突然起こる急病やけがの中には、救急隊が到着するまでの間の対処が非常に重要な場合があります。市役所庁舎内や外出先で事故や急病人の発生があった際、慌てず迅速な対処ができるよう、AEDの使い方などを習得する応急手当講習の全職員参加を目指して取り組んでいます。また、小中学校へ出向き、授業を利用した応急手当や救急車の適正利用についての普及啓発活動を行うなど、学童期からの救急医療の適切な活用への意識づけを目指しています。
河内長野市消防署本署 熊野理奈 救急救命士
救急件数は年々増加してきており、軽症傷病者の割合が高い状況が続いています。しかし、実際に救急車を呼ぶ多くの方々は、きっと何らかの不安を感じての119番通報でしょう。判断に迷う時には、救急医療に関する情報ツールや電話相談などをうまく活用していただけたらと思います。
応急処置や適切な病院への搬送はもちろんですが、傷病者や家族の不安な気持ちを取り除いてあげることも救急隊員にとっての大切な役割であると私は考えます。市民のみなさんと同じ目線に立ち、寄り添う気持ちを忘れずに、地域の安全をこれからも全力で守りたいです。