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河内長野市では、下水道管路(下水道管、マンホール等)及び施設(浄化施設、ポンプ場等)の維持管理について、民間事業者に複数年契約で委託しております。
ここでは、民間事業者への委託によるメリットや効果のご紹介をさせていただきます。また、維持管理における課題と解決策についても併せてご紹介させていただきます。
【管路】
【施設】
○市民サービスの向上
民間事業者のノウハウや機械の活用により、トラブル対応の処理時間の短縮。
(例)宅内最終桝のつまり解消等の時間短縮
※「官側現場対応時間」は、市(下水道課)管理の管路施設にトラブルがあった場合の対応時間
図1:現場対応時間及び件数
○事後(発生)対応型ではなく「予防保全型維持管理」の実現
民間事業者の人員・体制確保により、管路・施設の予防保全が可能となりトラブルを未然に防止。
(例)つまり解消時に、接続先の下水道管をカメラ調査し、陥没リスクに起因する破損等の確認。
図2:民間事業者への委託「前」の陥没件数(赤の折れ線グラフ)
図3:民間事業者への委託「後」の陥没件数(赤の折れ線グラフ)
○災害時の体制の確保
民間事業者の人員・体制確保により、災害時の機動的な体制の確保。
○業務の効率化
民間事業者のノウハウや機械の活用により、業務を効率化し省エネの実現。
(例)施設機器の運転管理の見直し、AIによる機器の異常運転時間軽減により電力消費量の削減。
課題:維持管理の知識や経験を持つ市職員の不足・異動
⇒ 解決策:民間事業者による補完及び市民サービス・技術力の維持
課題:管路・施設の老朽化と維持管理の高度化
⇒ 解決策:民間事業者による緊急度と重要度を考慮した計画的な維持管理
課題:今後の収入の減少
⇒ 解決策:民間事業者との長期契約による計画的な維持管理で将来的な費用負担の抑制や平準化