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MERS(中東呼吸器症候群)について
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更新日:2018年10月11日更新
「MERS(中東呼吸器症候群)」は、平成24年にはじめて患者が報告され、平成24年9月に新種のコロナウイルスであると確認されました。
日本における呼称は、病原体名「MERS(マーズ)コロナウイルス」、感染症名「MERS(中東呼吸器症候群)」とされています。
主に中東地域(アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど)で感染が拡がっているため、このようになづけられました。
主な症状や潜伏期間は
発熱、咳、息切れや呼吸困難を伴う急性呼吸器症状です。また、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
潜伏期間は、2日から14日(平均5日程度)と言われており、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人は重症化する傾向があります。
ワクチンや特別な治療法はなく、症状に応じた治療(対処療法)を行います。
症状が疑われる場合は
中東諸国や韓国から帰国後、14日以内に症状があらわれた場合は、直接医療機関には行かずに、大阪府富田林保健所電話0721-23-2681にご連絡ください。
詳しくは下記をご覧ください。
- 中東呼吸器症候群(MERS)について(厚生労働省HP)<外部リンク>
- 中東呼吸器症候群(MERS)とは(国立感染症研究所HP)<外部リンク>