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重要文化財 鉄燈籠の保存修理について
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更新日:2025年3月24日更新
令和6年4月から令和7年3月まで、国庫補助事業として、重要文化財 鉄燈籠の保存修理を実施しています。
鉄燈籠について
名称:鉄燈籠〈貞永二年中春良心ノ銘アリ/〉
所有者:観心寺
時代:鎌倉時代
年代:貞永二年(1233)
指定年月日:大正4年3月26日
保存修理措置前の状態:全体を錆が覆っており、部材の一部分内部には進行性の錆も見受けられる。銘文にも錆は及んでおり、錆化することにより表面を脱落させ、判読を困難にしていく方向に錆が進んでいる。
文化財の保存修理について
文化財は、地域の歴史や文化を今に伝える貴重な財産です。損傷や老朽化は避けられませんが、適切な時期に保存修理を行い、それを繰り返すことによって、より良い状態で後世に伝えていくことができます。