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公民館・人権協会共催講座「視覚障がいを超えて!」(7月29日)
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更新日:2022年7月29日更新
3歳から全盲になり体も弱かったという田中玲子さん。
鍼灸の仕事をしながら水泳、マラソンに挑戦しては次々と記録を作り、ハーモニカでもその才能を開花させていきます。
今年に入ってから大変なことが色々と起こり、ハーモニカの練習時間が取れず、今日は大変緊張していたそうです。
ですが、全力投球のハーモニカの音色に、参加者の皆さんの心は徐々にほぐされて涙ぐむ人もおられました。
何度もくじけそうになりながらその都度気持ちを奮い立たせ「半歩でも前に」と歩みを止めない玲子さん。参加者の方からは「前向きな生き方に感動しました」「元気をもらいました」という感想が寄せられました。
また「今度一緒に演奏してほしい」いう申し出があり、玲子さんを囲んだ楽しい企画が始まりそうです。
花束の代わりにと自家製野菜のプレゼントまで飛び出し、名残惜しい雰囲気の中で終了しました。