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「こんにゃく作り」を実施しました
11月30日(火曜日)午後1時より、「こんにゃく作り」を開催しました。「行者湧水直売所」で長年活動されておられる、竹鼻さん、尾鼻さんを講師にお迎えしました。感染拡大防止対策を行い、11名の方にご参加いただきました。
始めに、1.5キログラムのこんにゃく芋を1時間ほど茹で、皮をむきます。5リットルの湯を加えながらミキサーにかけます。
使用した水は、天然湧水「行者の水」の採水です。
ミキサーにかけたこんにゃく芋を手で練ります。20分以上練った芋に、湯で溶いた’にがり’を加え、さらに練ります。
白いこんにゃく芋が、こんにゃく色のもち状に変わります。
まとまってきたら表面を滑らかにして、丸形に成形します。
沸騰した湯で40分以上茹がきます。沢山出来ました!
出来立てのこんにゃくを試食。風味豊かな、柔らかいこんにゃく。美味しかったです!
こんにゃく芋が5リットルもの水分を含んで、芋の何倍ものこんにゃくが出来上がり、皆驚いていました。またこんにゃく作りでは”練る”作業がとても大切でしたが、先生の熟練の技を拝見しながら、皆さん熱心に取り組んでいました。
参加された皆さんは、「こんにゃくにこんなに手間がかかるとは思わなかった。感謝していただかないと!」と口々に話されました。昨年も参加された方は、「自分でも作ってみたが、味が違った。微妙なコツがあることが分かった。」そうです。
長年地域でこんにゃく作りを続けていただいているおかげで、郷土の味が守られていることが分かり、地域の伝統を大切にしていきたいと感じた講座でした。