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カーメル市の歴史

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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カーメル市はいろいろな歴史的経緯からまちの名前や制度が変わってきました。その歴史をご紹介します。

ひとつめの名前

現在、インディアナ州のカーメル市と呼ばれている場所は、ふるくは「おたまじゃくしの栄光(Tadpoles Glory)」とよばれた場所でした。これはアメリカ先住民族のマイアミ族とデラウェアー族によって名づけられていたそうで、現在オールドカーメルと呼ばれる地域でおたまじゃくしがたくさんいる沼があったようです。

ふたつめの名前

1829年前後には「ブルーウィッツヴィル(Brewittsville)」と呼ばれていたようです。この名前はこの地に定住した最初の貿易商である「ジョン・ブルーウィット(John Brewitt)」を記念して名づけられたようです。

みっつめの名前

3番目のなまえは「ベスレヘム」です。この名前は1837年にこの地域のリーダーだった、ダニエル・ウォーレン、アレクサンダー・ミルズ、ジョン・フェルプス、セス・グリーンの四人によって決められました。しかし、1846年、このまちに郵便局が必要になったときに問題が起こりました。インディアナ州にはすでに同じ名前の郵便局があったためです。そこであたらしいまちの名前を決めるため、町民議会(まちの人たちの全体会議)が開かれました。

よっつめの名前

まちの名前を決めるための町民会議において、あるリーダーの1人が聖書の一節(イザヤ書第35章第2節)にあった「カーメル」という名前を提案しました。提案者はエリザベス・ピールという女性のアイデアを借りたそうで、投票でこの名前に決まりました。

町から市へ

「ベスレヘム」と呼ばれていた1837年から「カーメル」と変わって以降の1874年までは、まちの行政は町民議会で行われていましたが、効率的にまちづくりを進めるため、1874年に町民の代表者からなる町議会が開かれました。

その101年後の1974年にはまちの人びとが町を市にすることに賛成し、1976年に市制を施行、カーメル市となって現在にいたります。また、この間、1900年頃には500人に満たなかった小さなまちが、2003年には約47,556人と、その規模を大きく広げています。


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