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配偶者等からの暴力について

印刷ページ表示 更新日:2021年4月1日更新
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夫婦であっても暴力は、犯罪です。子どもの前でのDVは児童虐待です。

配偶者など親密な関係にある人から受ける暴力(DV)が社会問題になっています。 これは、ふたりの関係で身体的・経済的・社会的に優位な立場にある方が、パートナーに対してその権力をふりかざし暴力をふるうことです。

この場合の暴力とは、殴るなどの身体的暴力だけではありません。無視したり、大声で怒鳴るなどの精神的暴力、交友関係や携帯電話をチェックし行動を制限する社会的暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力、性行為を強要するなどの性的暴力、子どもを利用した暴力などがあります。

子どもの前でのDVは児童虐待です。児童虐待と聞くと、子どもを殴る、食事を与えないなど直接子どもに関することを思い浮かべがちですが、親が子どもの前でするDV(面前DV)も児童虐待なのです。育児や仕事などの不満を配偶者にぶつけたことはありませんか。「この役立たず」「死んでしまえばいい」などの罵声を浴びせたり、平手打ちをしたり。親が毎晩、激しく言い争う姿を子どもが目撃していたら・・・。

「夫婦のことだから」「自分さえ我慢すれば」と思っていませんか。そのままにしておくと、どんどんエスカレートして、命を脅かすことになりかねません。過去に被害にあった多くの方が、「誰にも相談できなかった」と振り返っています。

ひとりで悩まずご相談ください。