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基本構想案(答申)読み上げ用(序章)
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更新日:2018年10月11日更新
序章 第4次総合計画の概要
1.第4次総合計画の背景と目的
- 総合計画とは、長期的な「まちづくり」を計画的・総合的に進めるための指針となるものです。
- 本市は、総合計画(第1次:昭和45年~60年)の「緑の健康都市」から新総合計画(第2次:昭和60年~平成7年)の「潤いと活気のある緑の健康都市」を経て、第3次総合計画(平成8年度~平成17年度)の「人・まち・緑 夢くうかん 歴史と文化の生活創造都市」まで、「緑(自然)を生かした都市づくり」を基本理念にまちづくりを進めてきました。
- 第4次総合計画は、第3次総合計画が平成17年度に終了することを受けて策定したものですが、本市そしてわが国を取り巻く時代環境は、これまでの総合計画とは大きく異なっています。
税収や人口などの量的な拡大を前提とした「右肩上がり」時代の終わりを迎え、まちづくりにおいても、質的な充実に向けて、「あれもこれも」から「あれかこれか」のいわゆる「選択と集中」を地域自身で行っていくことが求められており、その際に選択基準となる視点の明確化が重要となっています。 - これからのまちづくりには、市民・事業者・行政の協働が不可欠であり、「行政主導型」から、市民の自発的活動を支援し、市民と行政が対等な主体として共に考え、担う「協働型」へ転換していくことが必要となっています。
- 第4次総合計画は、本市の歴史や特性、社会経済環境の動向などを踏まえた上で、本市が目指すべき今後10年間の方向性を明らかにすることで、「選択と集中」を行っていく際の視点を示すとともに、具体的な施策および推進の仕組みを体系的に示すことを目的として策定したものです。
2.計画の構成と期間
- 計画の構成
第4次総合計画は、「基本構想(注1)」、「基本計画(注2)」、「実施計画(注3)」により構成します。 - 計画の期間
- 基本構想、基本計画とも、平成18年度(2006年度)からの10年間とし、目標年次を平成27年度(2015年度)とします。
- 基本計画は、急激に変化する時代環境に対応し必要に応じて見直すこととします。
- 実施計画は、原則として3カ年のローリングシステム(注4)により毎年度策定します。