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ブロック塀の安全確認をしましょう
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更新日:2018年10月11日更新
ブロック塀は、見かけはしっかりしていても地震時に倒壊するおそれがあります。
平成30年6月18日に発生した、大阪府北部を震源とする地震では、ブロック塀が倒壊し、下敷きになって死亡した事例が発生しています。また、倒壊したブロック塀は道路をふさぎ、被災者の避難や救助活動の妨げにもなります。
ブロック塀は私的財産で、所有者の責任において管理されるものですが、特に道路沿道のブロック塀は、その地域に住む人々の安全や避難などに大きく関わる問題です。
まずは、ご自身が所有する自宅のブロック塀に関して、自己点検をしてみましょう。また、定期的に点検を行い、このような事故が起きないよう、地震に備えることが大切です。
自宅のブロック塀を点検しよう
自宅のブロック塀について、以下の項目を点検し、ひとつでも不適合があれば危険なので改善しましょう。まず外観で1~5をチェックし、ひとつでも不適合がある場合やわからないことがあれば、専門家に相談しましょう。
- 塀は高すぎないか
塀の高さは地盤から2.2m以下か。 - 塀の厚さは十分か
塀の厚さは10cm以上か。(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上) - 控え壁はあるか。(塀の高さが1.2m超の場合)
塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突出した控え壁があるか。 - 基礎があるか
コンクリートの基礎があるか。 - 塀は健全か
塀に傾き、ひび割れはないか。
専門家に相談しましょう - 塀に鉄筋は入っているか
- 塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも、80cm間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされているか。
- 基礎の根入れ深さは30cm以上か。(塀の高さが1.2m超の場合)
ブロック塀に関してご相談が有る場合は、大阪府が相談窓口を開設していますので、ご確認ください。