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大阪府内では、自転車保険の加入が義務化されております

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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大阪府自転車条例が制定されました(7月1日からは自転車保険の加入が義務化)

大阪府自転車条例(大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例)が、平成28年4月1日に施行されました。自転車の点検整備を行うとともに、65歳以上の人はヘルメットを着用するようにしましょう。
また、7月1日からは自転車保険の加入が義務化されます。自転車は便利である一方、利用方法を誤れば事故を起こす乗り物であることを理解し、安全で適正な利用に努めましょう。

条例の主な内容な、以下の通りです。

  • 自転車保険の加入義務化(平成28年7月1日から施行)
  • 自転車の安全利用(65歳以上の人はヘルメット着用、自転車の点検及び整備、反射器材の装着)
  • 学校、家庭、職場での交通安全教育の充実
  • 自転車利用者の交通ルール・マナーの向上

大阪府自転車条例が制定されましたの画像1大阪府自転車条例が制定されましたの画像2

自転車の加害事故による高額な賠償支払い事例が増加しています。

保険加入が義務化された背景として、近年、自転車が加害者となる交通事故が増えていることがあります。また、全国では、自転車の交通事故による高額な賠償請求事例も発生しています。
自転車は「クルマ」の仲間です。保険に加入して万が一に備えましょう。

近年の高額賠償請求の事例

  • 賠償額 9,521万円 神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決
  • 賠償額 9,266万円 東京地方裁判所、平成20(2008)年6月5日判決
  • 賠償額 6,779万円 東京地方裁判所、平成15(2003)年9月30日判決
  • 賠償額 5,438万円 東京地方裁判所、平成19(2007)年4月11日判決
  • 賠償額 4,043万円 東京地方裁判所、平成17(2005)年9月14日判決

出典:「一般財団法人 日本損害保険協会ホームページ掲載資料」より作成

自転車保険加入チラシ表面の画像1自転車保険加入チラシ表面の画像2

ヘルメット着用で頭部損傷による死者の割合は約4分の1に軽減できます。

大阪府内の平成27年中の自転車関連事故の死者数は50人にのぼります。その中でも特に高齢者の被害が多く、その死因は頭部損傷が約8割を占めます。
ヘルメットの正しい着用で、頭部損傷の被害を軽減しましょう。

ヘルメット着用有無 死亡率比較

出典:「公益財団法人 交通事故総合分析センター」ホームページ掲載資料より

詳しくは、大阪府や大阪府交通対策協議会のホームページなどをご覧ください。

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