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新耐震基準木造住宅の耐震性能検証法について

印刷ページ表示 更新日:2018年10月11日更新
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 平成28年4月に発生した熊本地震では、旧耐震基準(昭和56年5月以前)による建築物だけでなく、新耐震基準の木造住宅のうち、接合部等の規定が明確化された平成12年5月31日以前に建築されたものについても倒壊等の被害が確認されました。

 国による被害分析結果では、昭和56年5月以前の木造住宅のうち倒壊が確認された住宅は28.2%、昭和56年6月から平成12年5月までの木造住宅のうち倒壊が確認された住宅は8.7%を占めており、この原因として、柱とはり等の接合部の仕様が不十分であったことなどが指摘されています。

 そのため、昭和56年6月から平成12年5月までに建てられた新耐震基準の木造住宅(在来軸組構法)を対象とし、耐震性能を検証する方法(新耐震木造住宅検証法)が一般財団法人日本建築防災協会により作成されました。

新耐震基準木造住宅の耐震性能検証法(新耐震木造住宅検証法)について

 新耐震基準木造住宅には、「所有者等による検証」と、これにより判断ができなかった場合に実施する「専門家による効率的な検証」があります。

  • 「所有者等による検証」
    所有者やリフォーム業者など、耐震診断の専門家でなくとも検証可能なチェック項目を用いて耐震性能を確認する方法。
  • 「専門家による効率的な検証」
    「所有者等による検証」で「耐震性あり」と判定されなかったものを対象に、耐震診断の専門家が、現地調査を行わずに図面や写真を活用し、従来の耐震診断方法(一般診断法)に準じて耐震性能を確認する方法。

※所有者等による検証は、所有者等がリーフレット「木造住宅の耐震性能チェック」を用い、簡易な計算や住宅の状態をチェックすることで耐震性能が確認できますので、リフォーム等の機会をとらえ耐震性能の検証にご活用ください。

※詳しくは、下記一般財団法人日本建築防災協会のホームページをご覧ください。

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